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垂水区

ラボ文化祭

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11月12日(日)、リニューアル工事中のマリンピア神戸緑地公園(垂水区海岸通)で、一日限りの文化祭として「ラボ文化祭」が開催された。(主催:マリンピアラボ)
マリンピアラボは2019年に三井アウトレットパークマリンピア神戸内にて「発信の場」「生産の場」「交流の場」として誕生したコミュニティ。マリンピアラボ事務局の大島健さんは「地域で何かやってみたい!と考えている人の背中をちょっと押す活動を行ってきました。再開業までの期間にも、マリンピアラボのイベントでコミュニティの輪を広げ続けてほしい」と話す。駆け出しの作家や活動家とともに少しずつ活動が広がり、200を超えるイベントを行うまでに成長。マリンピア工事中も活動を止めずに継続しており、ラボ文化祭の開催となった。
特に注目を集めたのは70メートル近くある仮囲いの壁にウォールペイントを行う「ペタペタウォールペイントワークショップ」。デザインは神戸を中心に活躍するイラストレーター・サタケシュンスケさんに協力を依頼。参加者は準備された型枠を使い、ローラーやスポンジで図面に沿って海の生き物を描いた。「工事が終わるまで海が隠れてしまうため、海の生き物が選ばれました。近づいても遠くから見ても認識できるよう工夫しています」とくらしとデザインをテーマに活動する、株式会社iop都市文化創造研究所の中野優さんは話す。

また神戸塩屋吹奏楽団による音楽ステージが行われラボで活動してきた8つのワークショップが出店。母親と遊びに来ていた濱田悠輝さん(垂水小2)、楓さん(同小4)は、車のフロントガラスの廃材から生まれた超透明絵の具、ディンプルアートにチャレンジ。「作ることが大好き!海の生き物が大好きで魚の学校がお気に入りでした」とイベントを楽しんだ。
出店者の子育てサークル「おやこルーム」の佐々木めぐみさんと取井彩香さんは活動を初めて2年。「今後も活動を広げママを笑顔にしたい」と笑顔で話した。

運営メンバーの中塚恭子さん(三井不動産業商業マネジメント株式会社)は「今後も集まった人々と地域を盛り上げるため、交流会やセミナーを重ね、ともに成長していきたい」と抱負を語った。
※マリンピアラボの活動については公式HPにて
https://marinepia-labo.com/

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