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須磨区

親子の学び教室「親子フィットネス/作って遊ぼう!

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11月14日(火)、北須磨文化センター(須磨区中落合)で親子の学び教室「親子フィットネス/作って遊ぼう!」が開かれ、事前申し込みをした7組の親子が参加した。(主催/神戸市教育委員会事務局 総務課)
親子の学び教室は幼児(概ね1歳から3歳まで)とその保護者を対象に、各区ごとに年間6~7回開催されている。毎回異なるテーマで行われ、本年度5回目のこの日は「親子フィットネス/作って遊ぼう!」。

親子フィットネスの講師を務めたのは、総合運動公園の体操教室でも教えている吉岡まち子さん。吉岡さんは親子フィットネスの目的を「1つ目は親子でコミュニケーションをたくさんとること。2つ目はお子さんの自然な運動発達を促すこと。3つ目はお母さん自身も育児に必要な体力をつけること」と話した。吉岡さんは「スイッチはどこかな?」と歌いながらぬいぐるみを子どもに見立て、分かりやすく動きを説明する。親子は吉岡さんの歌声に合わせてストレッチを行った。
リズム体操では「バスにのって」の曲に合わせて、保護者は子どもを膝の上に乗せてユラユラと体を動かした。途中で婦人会のボランティアスタッフたちが年下の兄弟を預かり、保護者たちの体操をサポートした。立ち上がって親子で手を繋ぎ輪になって部屋の中を行進したり、子どもを抱いて回転するメリーゴーランドなども行った。最後は「ママの時間」と題して吉岡さんの掛け声に合わせて保護者たちが運動を行い、呼吸を整え、親子フィットネスは終了した。

続いて「作って遊ぼう!」が始まった。まずスタッフによる絵本「しろくまちゃんのホットケーキ(わかやまけん/著)」の読み聞かせがあり、子どもたちは熱心に聞いていた。その後、トンボの眼鏡作りを行った。スタッフが事前に画用紙とセロハンなどで制作したトンボの眼鏡に、子どもたちが色とりどりのシールで飾りつけをしていく。「私は青が好きなの」と言って、青のシールをたくさん貼る子どももいた。

チラシを見て楽しそうだと思い参加したという、三浦亜紀さんと航ちゃん(1歳3カ月)親子。母親の亜紀さんは「初めて参加しましたが、同じくらいの年齢の子たちと触れ合える良い機会です」と話した。息子の聡平ちゃん(1歳10カ月)と参加した長島彩乃さん(須磨区竜が台)は、「子どもさんたちものびのびとして、楽しそうでした。私も体を動かせてリフレッシュできて良かったです」と笑顔を見せた。友人の誘いで参加した2歳の娘と7カ月の息子の母親(垂水区)は「いつも下の子が優先になってしまうので、上の子とたっぷり触れ合う時間が取れて良かったです」と話した。


トンボの眼鏡工作風景

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