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垂水区

みんなで一緒に楽しむあそび歌

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10月31日(火)垂水区文化センターレバンテホール(垂水区日向)にて、男性保育士2人組ユニット「かば☆うま」による公演「みんなで一緒に楽しむあそび歌」が開催された。事前申し込みをした1歳から未就学前の親子連れと垂水区・須磨区の38保育園の園児たちと引率の先生980人が参加した。(共催/神戸市垂水区保健福祉部保健福祉課。公益社団法人 神戸市私立保育園連盟須磨・垂水ブロック園長会)
公演に先立って公益社団法人 神戸市私立保育園連盟の理事よりあいさつがあった。コロナ禍のため3年ぶりの開催となり関係各位に喜びと感謝を述べられた。
公演は「かば☆うまさーん」と舞台に向かって客席から皆で呼びかけ、それに答えて2人が音楽とともに登場し始まった。「かば☆うま」は「かばお」の和田武蔵さんと「うま」の馬賣真人さんのユニット。2人は大学時代の同級生。自己紹介が終わるとかばさんがギターを弾き、うまさんの歌声に合わせた手遊び「こちょこちょでんしゃ」が始まった。客席の隣同士で腹部、膝、頬、脇を順番に軽快なリズムの歌に合わせて、こちょこちょとくすぐりあう、楽しそうな大歓声が客席から会場内にあがった。そして、もぐらの穴に気を付けろ、空の向こうから森の中に宇宙船が現れ、皆で捕まえようといった設定で舞台上からの掛け声に合わせて、客席の皆で手を上にあげて椅子の上で一斉にジャンプ。手だけではなく体を使って大人も子ども楽めるあそび歌が、繰り広げられた。
公演の中にはかば☆うまからの伝えたいこととしてメッセージソングが歌われる一幕も。かば☆うま制作の神戸市立児童センターこべっこランドの「カーモ体操」も披露され客席から立ち上がって皆で踊った。会場内は参加者たちが一体感となった空気に包まれ、大盛況のうちに終了した。
かば☆うまの2人は学生時代に教育実習の場以外でも、もっと子どもたちと関わり学べればと移転前のこべっこランド(中央区東川崎町)でボランティア活動を始めたことがきっかけとなり結成。今では全国各地で活動を行っている。「うま」こと馬賣さんは「孤育て」をしている母親が多いことも心配し、「子ども同士で触れ合い、親子での関わりを元に育児・保育が楽しいと思ってもらえる時間になったらと願い活動しています」と話した。「かば」こと和田さんは公演終了後の感想を「子どもたちの楽しむ声がたくさん聞こえて、最後の曲では手をつなぎ遊ぶ姿が舞台から見え、素敵な時間を共有できました。また、いつも子どもたちの笑顔や声援からもパワーをもらっています」と額に大粒の汗を輝かせながら話した。


かば☆うま

友人に誘われて、2歳の娘と一緒に参加した石井さん(垂水区歌敷山)「過去に2回保育園のかば☆うまさんのイベントに参加したことはありますが、大きな会場は初めてです。フェスみたいで大人も楽しめて良かったです」と笑顔で話していた。


石井さん親子

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