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垂水区

たるみ生き活き保健福祉フェア

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10月11日(水)~13日(金)・15日(日)垂水区役所(垂水区日向、レバンテ垂水2番館内)で「たるみ生き活き保健福祉フェア」が行われ、たくさんの来場者で賑わった。(主催/垂水区、垂水区社会福祉協議会)
同イベントは、福祉・医療関係者が中心となり、健康・医療・福祉の啓発とふれあいの場を提供するため毎年開催されている人気のイベント。
今年のテーマは「共生」。親子のふれあいランドや児童館・保育所・福祉施設の作品展示、福祉作業所のお菓子・雑貨の販売も日替わりで行われ出店。イベントを楽しむ中で老いや障がいを身近に感じてもらうことが出来た。
取材日の15日には医師による「健康よろず相談会」が行われ、聞きたいことや悩んでることに対して医師がアドバイス。歯科医師による歯科相談、薬剤師による薬相談や、オーラルフレイル(口腔機能の衰え)チェックやフレイルチェック、AEDの紹介や実演、骨密度測定などが行われた。また、歯科医や薬剤師体験ができる子ども体験コーナー、人形劇など親子で楽しめる催しもあり幅広い年代で賑わいを見せた。
垂水区在住の伊藤さん親子は子ども体験コーナーで薬局の調剤や歯科の虫歯治療に挑戦。3歳の文乃さんが処方箋を元に本物の機械を操作し薬を調剤する様子に「本格的でびっくり!」と充実した内容に驚いていた。

医療機器体験ブースでは骨密度測定が行われた。利き足を測定機に乗せ骨粗しょう症があるかどうかを測定。骨粗しょう症は骨の壊れる・作るのバランスが崩れて起こる病気だが、本来骨は軽い衝撃や振動を受けて強くなる。「激しいトレーニングなどしなくてもいいので、1日5分でも歩く、日光に当たるなど工夫して健康維持に努めてほしい」と健康相談員がアドバイスを行った。
垂水区保健福祉部係長の武藤剛さんは「気軽になんでも相談できるかかりつけの医者・薬局を見つけ、日常的に健康意識を取り入れていただくきっかけとなれば」と呼びかけた。かかりつけ医等の情報は各区の医師会・歯科医師会・薬剤師会のHPから。

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