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2023 KOBE TOKIWA 健康ふれあいフェスタ

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10月8日(日) 神戸常盤大学(長田区大谷町)にて「2023 KOBE TOKIWA 健康ふれあいフェスタ」が行われた。
「健康」をテーマに神戸常盤大学と神戸常盤女子高等学校の在学生が中心となり、学園の知財を地域に開放し交流の場を持つ目的でスタートしたイベント。今回で12回目の開催となる。回を重ねるごとに健康にとどまらず、子どもからシニアまで幅広い層が楽しめる内容へとより一層充実してきている。

イベントは大きく「健康関連」と「こども・子育て」のプログラムに分かれている。健康関連プログラムには多くのブースがあり、医療検査学科のブースでは健康をチェック出来るさまざまな測定器が並び、無料で検査が受けられると多くの来場者が立ち寄った。SNSでイベントを知り訪れたという石美ひろ子さん(小野市)は「自律神経状態をチェック出来る疲労ストレス計を試したくて来た。頸動脈エコーなど知らない機械も多く、全部測って帰ります」と盛りだくさんの内容に驚いていた。年に一度の計測デーとして家族での参加者も多く、賑わいを見せていた。
こども・子育てプログラムでは「あそびの広場」のスライムづくりや、ときわ幼稚園児による作品展示などが人気を集めていた。同大学1年生の蓬莱颯大さんはレインボースティックの制作ブースを提案担当。8人で120個を準備したと笑顔で話した。このイベントは医療と教育の専門的な知識を学ぶ学生たちにとって、社会に出ていく第一歩となる実践の場。学生たちが自発的に運営に関わるイベントで、年間通して学園で最も力を入れているそう。こども教育学科・講師の深川幹さんは「実際にお子さんと触れ合える貴重な機会。楽しんで取り組んでくれています」と話した。親子で参加の大西紗智子さん(長田区房王寺)は同学園の卒業生。雨でも無料で子どもを遊ばせられるイベントなので魅力を感じているという。

事前予約制で開催された「すこラボ講座」では誤嚥性肺炎の定義から検査方法、予防について診療放射線学科・看護学科・口腔保健学科の教員それぞれの観点からの連続講座が開かれた。専門的知識に加え自宅で出来る簡易チェックやトレーニング方法まで、体験しながら学べる充実した内容で、参加者からも多く質問が上がった。神戸常盤地域交流センターでは年に20回程度、市民も参加出来る公開講座も開催されている。

※詳細はHPから https://www.kobe-tokiwa.ac.jp/univ/general/

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