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市立西体育館「第1回 スポーツの日イベント」

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10月9日(月・祝)、市立西体育館(西区春日台)にて「第1回 スポーツの日イベント」が開催され「バドミントン無料体験教室」「ニュースポーツ体験」「西体育館杯 バドミントンダブルス大会」が行われた。(主催/市立西体育館)

「バドミントン無料体験教室」の講師を務めた高垣明子さんは、高校時代にクラブ活動でバドミントンの楽しさを知ったという。毎週土曜日に同体育館でバドミントンのクラスを受け持っており、今回の体験教室でも「少しでもバドミントンの楽しさや魅力を知ってもらえればうれしいです」と話した。最初にウォーミングアップのランニングと柔軟体操をして体を温めたあと講座へ。まずは右手でシャトルの羽を持ちネットに向けて投げる練習を何回も行う。この練習の目的はシャトルを投げる時に右足から左足への体重移動をスムーズにさせるため。次に、ラケットの持ち方について指導があった。ラケットは強く握りしめずに軽く持ち、シャトルがあたって打つ時にだけ力を入れるのが正しい持ち方。水分補給と休憩を取りながら続けてノック練習が行われた。コートの向こう側から高垣さんが投げたシャトルを打つ練習では、ステップと一緒に右足を出して戻す動作が必要となる。高垣さんは「目の位置を変えないで、左手は前に持ってこずに、後ろに置いておくことが重要」とアドバイスしていた。レシーブの練習として、高垣さんと対面でコートに立ちいろいろな場所に投げられるシャトルを打ち返した。

終盤にはシャトルと仲良くなる方法として、床に置いてあるシャトルを手ではなくラケットで拾う練習や、飛んできたシャトルをひらがなの「つ」を描くようにラケットで受け取り面に置く練習もした。参加者たちは簡単にできそうに見えるけど意外に難しいと言いながら、各自で一生懸命練習していた。最後は参加者たちだけでラリーを行なった。今回運動不足解消のために参加したという男性(西区・50代)は「体験教室の内容が豊富で、指導方法も含めいろいろ丁寧に教えてもらえて楽しかったです。バドミントンは普段使っていない体の筋力も鍛えられて健康維持に良さそうです」と話した。

当日同時開催の「ニュースポーツ体験」では「ビンゴだボード!」、「ボッチャ」、「卓球ゲーム」の体験が神戸市スポーツ推進委員協議会・西区委員のボランティア協力のもと行われた。初体験のスポーツを楽しむ親子連れの姿が多く見られ、特に「ビンゴだボード!」では熱心に説明を聞いていた。「ビンゴだボード!」はクラブで玉を打って穴に入れ、配列でビンゴを作り合計点数を競うスポーツ。西体育館館長の井村悠渡さんは「スポーツの日のイベントがさまざまなスポーツを始めるきっかけになれば」と話した。親子3人で体験した父親(西区春日台)は「卓球に興味があり参加しましたが、ビンゴだボード!などもできて良かったです。子どもも楽しそうでした」と話した。


ビンゴだボード!

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