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垂水区

みんなのフェスティバル

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10月14日(土)、15日(日)の両日、ブランチ神戸学園都市(垂水区小束山手)で「みんなのフェスティバル」が開催され、家族連れなど多くの人で賑わいを見せた。(主催/まちづくりスポット神戸)

地域で暮らす人たちの地域活動をサポートする「まちづくりスポット神戸」が開設から10年となり、登録会員は100団体となった。登録団体による地域のさまざまな活動を広く知ってもらい体験してもらおうと、同イベントではワークショップのブースが数多く並び、どれも事前予約なしで体験することができた。また日頃の練習の成果を発揮できるステージ発表も行われ、2日間で43団体が参加した。

14日は「体験!発見!マーケット」と題して、アロマクラフトやアイシングクッキー、木工工作のワークショップのほか、手作り雑貨や苔玉の販売、フレイル予防や介護相談、カラー親子診断、プログラミング体験など子どもから大人まで参加できる多岐にわたるブースが並び、どれも盛況だった。15日は「あつまれ!みんなのステージ&体験!発見!マーケット」と題し、ステージでは9団体によるダンスや演奏が披露された。あそびうたユニット「かば☆うま」の2人が登場すると子どもたちがステージ前に集まり一緒に歌やダンスを楽しんだ。演劇団体「和(なごみ)の木」は舞台を駆け回り熱演。「Stardust Project」はスチールパン演奏を披露。スチールパンとはドラム缶から作られた音階のある打楽器で、ディズニーの名曲からピノキオの「星に願いを」、リトルマーメードの「アンダー・ザ・シー」を演奏すると心地よい音色が会場に響き渡っていた。
ほかには垂水消防団によるAED体験、苔テラリウムづくりや牛乳パック工作のワークショップも人気。手形アートのブースでは手形を動物のモチーフにしてペンやシールで飾り付け。垂水区の田町永さんは「子どもの手形は今だけのサイズなので記念になりますね」と話し、息子のそうたさん(年長)は手形を金魚や亀に見立てオリジナルバッグを完成させた。

まちづくりスポット神戸マネージャーの大和牧美さんは「地域活動というと硬く聞こえるかもしれないが身近な暮らしの中にあるものです。登録団体の日々の活動を通じてこれからも皆さんと繋がっていきたいですね」と語った。
※問い合わせ/まちづくりス ポット神戸 TEL(797)7833
https://machispokobe.com

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