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須磨区

神の谷コスモスクラブ楽遊会 マジックショー

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10月12日(木)社会福祉法人友朋会 特別養護老人ホーム 宙カミーノ(須磨区神の谷)にて神の谷コスモスクラブ楽遊会主催のマジックショーが開催され、施設利用者を含む約60人が参加した。

神の谷コスモスクラブは、スポーツ・文化行事、地域活動を通して高齢者が豊かな生活を送ることを目的とした自主的な組織。楽遊会は各活動部の垣根を超えて会員同士の親睦を深め交流を楽しむ場を設け、各部による発表の機会をつくる活動をしている。また、不定期で地域イベントを企画、開催している。
当日のイベント会場となった宙カミーノは同クラブの活動拠点である神の谷地域福祉センターと隣同士の立地で、日頃より交流している。今回も会場を提供してもらい、ゆとりのある客席を確保できたという。

マジックショーは同クラブ会員の山田國久さんと神戸市シルバーカレッジ・KSCマジッククラブOB仲間5人が3部構成で行った。第1部は、空の筒から次々と色の違うスカーフが出てくるマジック、手のひらからたくさん花が出てくるマジックなどを披露。舞台の上で新聞紙をビリビリ破ったのを見せた後、一瞬で元の一枚に戻すマジックには観客も引き込まれ、歓声と拍手を送った。第2部までの休憩中には、オリジナルの脳トレクイズ大会が行われた。「須磨区」「きれいな街」「福祉センター」「楽遊会」に共通する言葉は何かを当てる連想ゲーム(答えは「神の谷」)などに、観客も積極的に参加していた。
第2部と第3部で披露されたのは、透明の筒の中に3色のスカーフを詰めて少し振ると中から花が飛び出すマジック、ワイングラスの中にある水の色が布を上から被せるたび色が変わるマジックなど。観客席からは「あっ」「おぉ」と驚きの声があがった。なかには仕掛けが上手くいかず会場に緊張が走るが、出演者の巧みなトークで一気に和やかになる場面も。観客から「がんばれ!」と応援のかけ声や、マジック成功で皆が一体となる盛り上がりをみせた。最後はリクエストに応えてマジックの種明かしもあったが、トリックを知っても手先の器用さに感心していた様子だった。施設を利用している女性は「驚きの連続でした。楽しかった」と話した。

神の谷コスモスクラブ楽遊会では、毎月第2・第4木曜日、午前10時から12時まで神の谷地域福祉センターで、人とのつながりや楽しく笑う時間を過ごすことを目的に会員に限らず誰でも参加できる交流会、講座など開催している。

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