9月28日（木）舞子六神社（垂水区西舞子）の境内で、舞子でつながる健康ヨガの会「青空ヨガ」が開催され、15人が参加し、鳥の声や潮の香りを感じながら気持ちよく汗を流した。
「舞子でつながる健康ヨガの会」は介護予防運動指導員で舞子在住16年の吉田奈穂さんと、ヨガスタジオサンガ主宰で舞子在住20年の吉岡美代子さんが２０２０年に始め、今年で３年目。コロナ禍に外出や運動、ふれあいの場が激減したことを受け、地域住民に向けた健康体操を届け、元気と笑顔でいてもらいたいと舞子六神社の境内で月に一度開催している。吉田さんは「やさしい椅子ヨガ」を吉岡さんは「青空ヨガ」を担当し事前申し込みは不要。垂水区の舞子魅力アップ活動助成支援と、参加者からの寄付で運営している。

青空ヨガ講師の吉岡美代子さん

取材当日は厳しい暑さの晴れ渡った空の下、吉岡さんによる「青空ヨガ」が開催された。吉岡さんからの「ご自身の内側に目を向けましょう」の声掛けに参加者はガス抜きのポーズからスタート。「大きく息を吸って～吐いて～」「ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ」など吉岡さんのかけ声に合わせ、三角のポーズや戦士のポーズ、降り注ぐ太陽に感謝を込めて太陽礼拝などを行った。山のポーズでは「地球の表面に鷲掴みで立っているようなイメージで」とアドバイス。「チャレンジする心大事！」や「集中力！」「自分に拍手！」などの声援を送る。「自然な呼吸を味わいましょう」や「からだの表面に流れる風や潮の香りを感じて」と優しく語りかけ、最後に「世界が平和でありますように」と祈りを捧げた。約45分間自分自身の身体と心に向き合った参加者は気持ちの良い汗を流し、清々しい笑顔に溢れた。

椅子ヨガ講師の吉田奈穂さん

吉岡さんのホームページを見て初めて友人同士で参加したという斉藤尚美さん（垂水区山手）、野口梨恵子さん（垂水区舞子）は「久しぶりのヨガでとても気持ちよかったです。また来れたら参加したい」と笑顔。吉岡さんにプライベートでレッスンを受けているという山下悟さん（東灘区）は「ロケーションがいいので、時間があるときは来ています」と笑顔をみせた。
吉岡さんは「私を助けてくれたヨガ、その恩返しとして、たくさんの方に広めたい」と話し、「自然の中で行う青空ヨガは、呼吸を大切にすること、足裏で大地を感じることなどを意識してお伝えしています。ぜひご参加ください」と呼びかけた。
＊舞子六神社
◆青空ヨガ／第４木曜日10時　から10時45分（ヨガマット　持参）
◆やさしい椅子ヨガ／第３火　曜日10時～10時45分
＊舞子地域福祉センター
◆健康イスヨガ／第４火曜日　９時半～10時15分
※雨天中止