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垂水区

たるみタノシカル

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8月28日(月)にシェアハウス和楽居(わらい)・オーガニック棟(垂水区旭が丘)のリビングと庭で「たるみタノシカル」が開催された。シェアハウスで暮らす住民や、かつてシェアハウスで暮らしていた仲間たちなどが集い、ランチやお茶を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごした。

シェアハウス和楽居は2008年にスタート。運営者の井上考史さんが3世帯住宅の広い実家に愛犬と自分だけが暮らすことになり、愛犬の世話をしながら住んでくれる人を募集したことから始まった。翌年には垂水区の海沿いエリアにシェアハウスを相次いでオープンし、現在5棟を運営。映画上映会や0円食堂、ワンコイン英会話カフェなどさまざまなイベントや交流会を開催している。 「たるみタノシカル」は「たるみをたのしくエシカルに!」との想いで、考史さんの妻、美希さんと、同じシェアハウス仲間の前川暁子さん、萩原鮎美さんが2年前の秋に始めたマルシェ。買い手・作り手・届け手を繋ぎ、エシカル、人や社会、地域、環境などに優しいエシカル消費をひろめたいと6月、11月~2月を除いた月に一度開催している。

この日のランチは以前シェアハウスの住民だった石丸聡美さんが担当し、本人が好きだというルーロー飯に冬瓜&白きくらげスープを添えて提供。参加者は石丸さん手作りのスパイスラー油をかけて美味しそうに頬張っていた。そのほか、シェアハウス住民手製の野菜入りクラッカーやシフォンケーキ、カキ氷、米粉とおからのドーナツなどの販売や、井上翼さんによるマッサージもあった。藤岡成美さんはドリンクを提供したり、美希さんの長女(6歳)に絵本の読み聞かせを行なったりしていた。庭には岡田英希さん作の陶芸と、西区で健康と美容によい旬の野菜を生産している「ふぁーむふじ」のジャガイモが並べられていた。和やかな雰囲気の中、参加者はおしゃべりに花を咲かせ、ゆったりとした時間を過ごしていた。

かつて家族3人でシェアハウスに住んでいた、清野佳代さん(垂水区仲田)は「知り合いに会えたり、新しい友だちができたりするのでいつも楽しいです」と笑顔。井上美希さんは「細々とでもいいから定期イベントとして続けられるように、主催者も出展者も遊びに来た人も、誰もが無理をしないよう、どの世代も集える場所にしたいですね」と微笑んだ。

◆ホームページ  https://share-house-warai.com/

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