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須磨区

Reward Market(リワード マーケット)

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9月3日(日)、名谷駅前広場(須磨区中落合)でハンドメイド作品の販売を中心にしたマルシェ「Reward Market(リワード マーケット)」が開催され、駅を訪れた人々を楽しませた。

同イベントは、須磨区在住の自身もハンドメイド作家である山口マスミさんが「初心者作家さん、ママさん作家さんを応援したい」と2021年に友人の作家たちに声を掛けて立ち上げた。長期の自宅待機が続くコロナ禍中でも「イベントの中止が続く今だからこそ、家族で気軽に行けて楽しめるイベントを提供したい」との思いで継続してきた。昨年より須磨区の地域提案型助成、神戸市の補助事業「Co+GREATION KOBE Project」の採択を受けている。

特徴は「チャレンジブース枠」を設けていること。店舗面積を通常の2分の1で提供、テントやテーブル付きにすることで、出店経験がなく販売アイテムが少ない初心者でもチャレンジしやすい環境を整えている。  当日は、厳しい残暑の中飲食ブース4店・体験や販売ブース6店の10店舗が出店。チャレンジブースでレモネード屋台を出していた井原父子は、父親と長男が二人で母親のブースの傍らに初出店。長男はハンドメイド作家の母の出店を手伝ううちに、自分もやってみたいと思うようになったそう。「いつもそばで出店を手伝ってきたが、自分が出店となると準備不足を痛感した。大きなのぼりを立てるなど人目を引けるように再チャレンジしたい」と次回への意欲をのぞかせた。買い物ついでに立ち寄ったという中島さん(須磨区)は「駅前広場は度々イベントが開催されていて楽しんでいる。図書館が出来てから活気が高まっていると感じています」と話した。

立ち上げ人であり実行委員会代表の山口さんは、産後に小さな子どもがいる状況で車を持たず出かけることの大変さを痛感。ママが気軽に参加できるよう、ベビーカーを押して電車でも来場できる駅前の開催場所にこだわった。車での搬入も出来て、電車でのアクセスも良い名谷駅前広場は最適だと話した。出店のハードルを下げているので、福祉作業所や子ども向けワークショップの出店を増やしたいとのこと。「子どもが楽しめるイベントは親が退屈しがち。親子で楽しめることを前提に、今後も工夫を重ねていきたい」と話した。

◆イベントの詳細・問い合わせはインスタグラムから @re.wa.ma
次回開催は10月29日(日)


リワードマーケット主催の山口マスミさん

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