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ひょうごヤクルトpresents ファミリーコンサート2023

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第2回「ひょうごヤクルトpresents ファミリーコンサート2023」が8月9日(水)になでしこ芸術文化センター内西神中央ホール(西区美賀多台)で開催され、多くの家族連れが参加した。
(主催/兵庫ヤクルト販売株式会社)

0歳児でも入場可能なコンサートで、夏休み中の親子連れ約500人で会場は満員となった。「いつも地域の皆さまに支えられているので、感謝の気持ちをお伝えしていきたい」と話すのは兵庫ヤクルト販売株式会社の広報担当。第1回目は3月に明石市で開催、神戸市では今回が初開催となる。子育て世代に向けて家族で一緒に楽しめるイベントを目指したという。コンサート開演前からホール1階には子どもたちが遊べる場所が用意されていた。

プロの歌手による司会でコンサートはスムーズに進行。オープニングの楽器紹介でバイオリンやチェロの生音を体感した子どもたちは音色に聴き入り、ぐずっていた赤ちゃんも静かになっていた。テノール歌手として多方面で活躍するケーシーハシモトさんとミュージカル女優の杉本朝陽さんが「今日はたくさん楽しい歌を歌いましょう」と呼び掛けると客席からは元気で大きな声が返ってくる。「パンダうさぎコアラ」や「はたらくくるま」「バスにのって」などの歌と演奏に合わせて、親子で手遊びを楽しむ。「とんとんとんひげじいさん」では、ひげが伸びてしまったね、こぶがとれてしまったねと替え歌が披露されると笑いがおこり、参加者全員一体となり楽しんだ。「ツバメ」では生演奏に合わせて皆んなで踊り盛り上がった。

タンバリン博士・田島隆さんによるショーも行われた。田島さんは世界各国のタンバリンやフレームドラムを日本で唯一演奏できるタンバリン専門の演奏家。「みんなでリズムマスターになろう!」とタンバリンでさまざまな音階を披露すると子どもたちから驚きの声が上がった。

山本結心(ゆな)さん(4歳)と杏心(あんな)ちゃん(2歳)は母親と祖母と一緒に明石から参加し、母親は「ヤクルトの工場見学に行ってからお姉ちゃんがヤクルトマン(ヤクルト公式キャラクター)のことが大好き。今回はこの年齢から本物の演奏が聴けるのを楽しみに来た」と話した。宝塚市から1歳児の赤ちゃんと参加した親子はインスタグラムを見て申し込んだという。夏休みは外で遊んだりできないのでうれしいと話した。演奏後にはヤクルトマンが登場し、子どもたちに囲まれて写真撮影を行った。

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