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西区

コミュニティカフェ スマホ教室

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4月21日(金)西神南住宅集会所(西区井吹台西町)で「コミュニティカフェ スマホ教室」が開かれ、区民12人が参加した。(主催/神戸市、ソフトバンク株式会社)
神戸市では市営住宅の集会所を活用し、コロナ禍で外出する機会が減少している高齢者のコミュニティ活性化を目的とした「コミュニティカフェ」を実施。昨年からはじまったスマホ教室(スマートフォン教室)は、スマートフォンの操作に不慣れな高齢者へのサポートを行うことで、スマートフォンでインターネットを利用し情報収集をするなど新しい活動スタイルを普及したり、スマートフォンを所有するきっかけになればと開催されている。スマホ教室(スマートフォン教室)は市内各区で毎月1回、全3回(入門講座・活用講座①、②)開かれ、神戸市と事業連携協定を締結したソフトバンク株式会社のスマホアドバイザーが講師を担当。この日は西区の市営住宅集会所で1回目となる入門講座が開かれ、講師として同社の伊津さんのほか3人のスタッフがサポート役を務めた。


講師指導のもとスマートフォンの使い方を学ぶ

「スマートフォンの意味を知っていますか」と参加者に問い掛ける伊津さん。「賢い電話」という意味で、電話やメール、カメラのほかスマートフォンではアプリが利用できると説明。「スマホ対応のアプリが200万以上あり、アプリを追加することで機能を増やせます」と話した。「たくさん触ることが上達のコツ。どんどん触りましょう!」と呼び掛け、参加者全員にスマートフォンが貸し出された。まずは「マップ体験」。マップの画面から上下左右の移動や拡大・縮小など指の操作方法を習い、現在地マークから縮小を繰り返し日本地図から世界地図へ。マイクを使った検索で「自由の女神像」と話しかけるとさまざまな角度から撮影された女神像が映し出された。


スマートフォンに触れてみる

次に「カメラ体験」では参加者同士で撮影後、すぐに撮影画像を見る方法やカメラの切り替えで自撮りも体験。「髪の毛を直す時に鏡として使えますよ」と伊津さん。動画撮影をした後、アルバムで写真や動画を確認。「バスの時刻表を撮影してメモ替わりに使ったり、小さい文字を撮影して拡大すると拡大鏡として活用できますよ」というアドバイスに「便利やね」と感心した様子の参加者たち。ほかには今日のスマホ教室(スマートフォン教室)の感想を音声入力を使ってメール送信に挑戦。これには「すごーい!」「簡単やね」と絶賛の声。人工知能を搭載した音声補助機能、グーグルアシスタントを使って「明日の天気は?」と問いかけたり、ライト機能やQRコード読み取りまで生活に便利なスマートフォンの基本操作を学んだ。
グラウンドゴルフの仲間だという森本俊子さん(井吹台西町)と飯塚美知子さん(同)。森本さんは「スマートフォンを使いこなしたいと思って参加しました。すごく勉強になった」と話し、飯塚さん(同)は「知らないことが多く、楽しく教えてもらえた」と満足そう。友人に誘われて参加した丸利夫さん(同)は「教わったことを活用したい」と意欲を見せた。今後も各区でスマホ教室(スマートフォン教室)を開催予定。
※事前予約制。詳細は神戸市ホームページから
問い合わせ先/神戸市総合コールセンター
TEL0570・083330または(333)3330
午前8時~午後9時

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