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第3回「昭和歌謡を歌おう」

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第3回「昭和歌謡を歌おう」が3月24日(金)に学園西町地域福祉センター(西区学園西町)で開催された。32人が参加し、会場は満員の大盛況となった。(主催/学園西町ふれあいのまちづくり協議会)

人気のイベント「フォークソングを歌おう」が参加者の「昭和歌謡も歌ってみたい」との声に応え、フォークソングに限らず年代やジャンルを広げさまざまな歌を歌うイベントとして一新された。

司会・進行は「フォークソングを歌おう」でおなじみの同センター・橋本啓一さん(西区学園西町)。はじめのあいさつでは「数えきれないほどの人にお集まり頂いてうれしい」と話し参加者から笑いが起こる。ギターはライブ活動もしている石坂嘉延さん、キーボードはピアノ講師の経験をもつ宮本洋子さんと同イベントでは周知のメンバー。

司会の橋本さんが「春が来ましたね。最近うぐいすの声を聞きました」と最初の歌「春が来た」を紹介し、歌い終わると「会場にも春がやって来ましたね」とコメントすると会場は和やかな雰囲気に包まれる。

続いて東京の有楽町に開店した百貨店・そごうのコマーシャルソングとして発表されたフランク永井の「有楽町で逢いましょう」。マイク真木「バラが咲いた」では橋本さんが自前のギター演奏を初披露。子門真人「およげ!たいやきくん」の演奏の前に、同曲の発売当時、税金の関係で歌謡曲なのか童謡なのかという議論があったことを紹介。(童謡として認定された)初参加の城純子さん(西区学園西町/70代)は「およげ!たいやきくん」を歌って「ちょうど子どもが保育園でお遊戯会の時に一緒に劇をしたことを思い出し、懐かしかった」と微笑む。参加者全員に配られた歌詞カードには曲の発売年度が書いてあるのが良い、その当時に何をしていたのか思い出せるのが楽しいとも話した。
橋幸夫「潮来笠」、内山田洋とクールファイブ「長崎は今日も雨だった」、ペギー葉山「南国土佐を後にして」、石原裕次郎・牧村旬子「銀座の恋の物語」、美空ひばり「愛燦燦」など全16曲を「昭和歌謡クイズ」を織り交ぜながら生演奏をバックに全員で歌った。手を振りながら拍子をとる人、だんだんと思い出し2番になると大きな声で歌う人などもいて盛り上がった。最後は加藤和彦と北山修「あの素晴らしい愛をもう一度」の歌声が会場に響き渡った。

「皆で歌うのがとても楽しかった」と満足した様子で歌謡曲を口ずさみながら会場を後にする参加者も。橋本さんは「次回は秋に開催予定なのでぜひ参加してほしい。皆さんに喜んで頂けるように今後も工夫していきたい」と締めくくり終了した。

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