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須磨区

神戸総合運動公園 第13回デジタルフォトコンテスト作品展

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神戸総合運動公園「第13回デジタルフォトコンテスト作品展」が2月18日(土)から26日(日)まで、グリーンアリーナ神戸 コスモスギャラリー(須磨区緑台)で開催された。多彩な瞬間が収められた全応募作品103点が並んだ。
主催/公益財団法人神戸市公園緑化協会 神戸総合運動公園

神戸総合運動公園の魅力発信とカメラ愛好家たちの作品発表の機会として毎年恒例のコンテスト。
対象は2021年12月以降に同公園内で撮影したデジタル写真で「当園ならではのモチーフ(モチーフ例/菜の花・コスモスの群生、展望台、陸上競技場の照明灯など)が入り、公園の個性や魅力が伝わるもの」「人物が含まれ、表情や動きがあるもの」「撮影者と公園の関わりを感じるストーリ性のあるもの」のいずれか条件を満たしたもの。四季折々の季節が感じられる植物の美しい風景や同公園ならではの圧巻の建物、公園を横切る電車や今にも笑い声が聞こえそうな笑顔の作品、時間帯や色が異なることにより、いつもとはガラリと雰囲気が変わって見える作品、自分だけが知っているとっておきの場所やとどめておきたい今だけの記憶など、さまざまな個性あふれる作品が集まった。
神戸芸術工科大学の山本忠宏教授をはじめとする審査員7人による審査で、審査委員長賞1点、園長賞1点、入賞7点が決定。今回から24歳以下の撮影者の作品を対象とした「U24賞」が新設され、計10点の優秀作品が選ばれた。優秀作品には審査委員からの講評も掲示されており、作品とあわせて楽しむことができた。

友人や知人の応募作品を鑑賞しに来た人、自分の作品の展示を見に来た人、習いごとの帰りに立ち寄った人などさまざまな人たちが会場に訪れ、展示作品に見入っていた。同公園の多様な景色に目を凝らし、お馴染みの慣れ親しんだ場所の写真には「あの長い階段は大人でも大変なのよね」と話す声、また「ここはどこから見た景色なの?」といった声も聞こえた。今回のフォトコンテストに作品を応募した園辺栄五郎さんはすべての展示作品を観覧したと言い「子どもさんの良い表情の写真がいっぱいでした」と話した。

「どっちが高いか、背ーくらべ」で入選した前田政彦さん(須磨区神の谷)は前回も応募作品が入賞しており、連続入賞に喜んでいた。散歩コースになっているので同公園にはよく来て写真を撮っているという。「 いつもは一眼レフカメラで撮影するのですが、この作品を撮影した時はすごい空が晴れていて、何気なく見たら被写体のインパクトがあり、目に飛び込んできて思わずスマートフォンで撮影しました。最後に作品にタイトルをつけるのがとても難しく、悩んで時間がかかりました」と話した。


前田政彦さんと入賞作品

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