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アロマ保湿クリーム作り

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2月17日(金)コミスタこうべ 神戸市生涯学習支援センター(中央区)にて「アロマ保湿クリーム作り」が開催され6人が参加した。(主催/コミスタこうべ)
コミスタこうべでは、市民の生涯学習や交流の場として毎月多岐にわたるテーマで、KOBEまなびすとネットの生涯学習市民講師による、一日体験教室や講演会を開催している。同講座はすくすく子育て事業の一貫で、託児付き体験講座を実施。この日の市民講師は人見あいこさん。
参加者は保湿クリーム作りを始める前にラベンダー、ベルガモットなど13種類のアロマ精油の中から、好みの香りを4種類程度選んだ。保湿クリーム作りは、オイルと精製水(蒸留やろ過、イオン交換などの手法で不純物を取り除いた水)を混ぜ合わせて出来る。まずは湯せんに挑戦。人見さんが「湯せんで両方60℃まで温めてから、温度に気を付けながら、少量ずつ分離しないよう混ぜ合わせましょう」と声かけ、参加者はみな慎重に取り組んだ。


調合した精油をクリームに混ぜ合わせる

次に、はじめに選んだ精油について一人ひとり組み合わせや配分をアドバイス。調合した精油を先ほどのクリームに入れ、混ぜ合わせて「アロマ保湿クリーム」は完成。アロマテラピーはリラックス効果や不調の改善に役立つ作用があり、嗅覚を通して直接脳へ伝わり、さらに皮膚に塗ることで体全体に伝わることについて説明。また注意点として精油を直接肌に塗らない、飲んだりしないこと。柑橘系の場合は光毒性(日光によって反応し、肌に刺激を与える成分)が含まれていることがあるので、使用する用途に気をつけて購入の時に確認するのがよいと話した。
参加者から赤ちゃんへのクリームの使用について質問があり「赤ちゃんには使えません。3歳までは芳香浴にして3歳以上はアロマバス等で、大人の1/10の量にして使用ください」と答えた。今回は手作りで防腐剤を使用していないことから保存方法についても説明。1カ月を目安に使い切ることをすすめた。
中央区から友人と一緒に託児を利用して参加した母親は、「子どもを預けることで落ち着いて参加出来た。いい香りに包まれてリフレッシュしました」と話した。託児対応があることについて「今後も気になる講座があり、積極的に参加出来るので助かります」と笑顔。人見さんは「アロマ保湿クリーム講座は少し難しいですが、失敗に気をつけることで参加者同士が助け合って作り上げる一体感と交流を楽しめるところが、よいところです。アロマのリラックス効果で生活に潤いをお届けし、喜んでもらえるととてもうれしいです」と話した。


講師の人見あいこさん

 

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