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須磨区

ユニバーで走り初め

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1月14日(月・祝)、神戸総合運動公園・ユニバー記念競技場(須磨区緑台)で一年の健康づくりのスタートとして「ユニバーで走り初め」が開催され、幼児から大人まで1,015人が参加した。参加者たちは晴れ渡った青空の下、自由に楽しく汗を流した。 主催/(公財)神戸市公園緑化協会、後援/神戸市

 

走り初めは今年12回目。普段は入ることのできないユニバー記念競技場のトラックを開放し、タイムや順位を競うことなく誰もが自分のペースでランニングできる新年の恒例イベント。参加費は無料で事前申し込み不要、服装も自由で運動靴を履いてくれば誰もが参加できる。

参加者たちは全員でウォーミングアップを行った後、14時のピストルを合図に一斉にスタート。1周400mから最大1800mの園内特設コースを、子どもを抱いて走る母親や人気キャラクターに扮したコスプレランナーなどが、思い思いのスタイルで自由にランニングを楽しんだ。走った後はぜんざいが振る舞われ、長蛇の列ができていた。

「ほのぼの賞」岸本さん親子

「ほのぼの賞」往田さん家族

 

豪華賞品がもらえる「おもしろコスプレコンテスト」では、ほのぼの賞10人(4組)、ユニークファッション賞3人、ナイスファッション賞1人が選ばれた。人気キャラクターのミニオンに仮装した岸本和也さん、さつきさん夫妻(西区学園西町)とビッグバードに仮装した息子の歩くん(1歳7カ月)はほのぼの賞を受賞。岸本さん夫妻は「来年は息子が一人で走れるといいですね」と笑顔で話した。

トラック内ではリズム感を高めケガの予防につなげる「スポーツリズムトレーニング体験会」や、正しいランニングフォーム作りや基礎をレクチャーする、初心者向けの「マラソンクリニック」もあった。神戸マラソンのシード権獲得を狙う吉田貴亮さん(46歳・須磨区竜が台)は「自己流でトレーニングをしていたので、一度レクチャーを受けてみたかった。スクワットなど自分の弱い部分を鍛える筋トレ法を知れてよかった」と笑顔。娘の光優さん(神戸高1年)は「陸上部の友だちからこの競技場の話を聞き興味があった。父と走れてよかった」と笑顔をみせた。  運営担当の安藤志保里さんは「これからも細く長く続けていきたい。参加した子どもたちの中から将来オリンピック選手などアスリートが出るといいですね」と目を輝かせた。

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