1月31日（火）「親子でわくわく節分を楽しもう～みんなで鬼退治にいこう～」が、レンタルスペースエーフレ（兵庫区）にて開催され、5組10人の親子が参加した。　主催／ガールスカウト兵庫県第11団

一般社団法人ガールスカウト兵庫県連盟・第11団は兵庫区社会福祉協議会善意銀行活動助成を受けて活動中の「子育てＯＮＥＴＥＡＭプロジェクト」の一環で「みんなのこどもべや」としてレンタルスペースエーフレで親子向けイベントを毎月開催している。誰でも参加可能で、親子遊びやワークショップ、キッチンスペースを利用した離乳食・季節の食を楽しむ講座など、さまざまなイベントが行われている。託児スタッフもおり母親を対象にしたリフレッシュ企画も充実。

今回は「にじいろひみつきち」の寺下理恵さんと細江愛子さんによる親子遊びが行われた。「にじいろひみつきち」は保育士の経験を活かして未就園児をもつ親子を対象にイベント活動をしている二人組。

当日の企画は、オニと仲良くなっていくストーリー仕立てで進行し、制作、リトミックなどの親子遊びを通して節分を楽める内容になっていた。オニから友達になりたいという手紙が届いたところから始まる。まず紙コップに折り紙のオニを貼り付けて自由に顔などを描き込む。子どもたちがリラックスしてから節分の歌に合わせ体を動かした。次に新聞紙をびりびりと音をたてて破るのを楽しんでから、丸めて玉をつくり豆まきを模して紙コップのオニや用意されていたオニの絵にめがけて投げる。上手に当てることが出来ると母親や周りにいたスタッフたちが、手を叩いて「やったね」と声をかけるので、子どもたちはうれしそうに新聞の玉を投げて集めてを繰り返していた。

オニの帽子作りでは、色とりどりの紙をまるめて紙皿に貼り付けオニの角をつける。完成した帽子をかぶり音楽に合わせて歩き、途中何度か音が止まるのに合わせて動きを止めると子どもたちは笑顔でキョロキョロと周りを見ていた。

最後にオニからビニールで作られた黄色の虎柄のパンツをプレゼントされて、みんなで履いて「オニのパンツ」の手遊び歌をした。「楽しんでくれてよかった。おともだちになれたね」とオニが喜んだところでイベントは終了。毎月参加しているという中央区の井上紗菜ちゃん（３歳）は「楽しかった」と笑顔で話した。
イベント後は食事やお茶の時間が設けられるのが恒例。参加者たちは情報交換や育児の悩みをお互いに話し合っていた。