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青空保育

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2月7日(火)糀台公園(西区糀台)にて、あゆみ幼児園(西区糀台)による「青空保育」が行われた。主催/社会福祉法人愛児会西区子育て支援夢センターあゆみ・あゆみ幼児園

子育て支援事業の一環として月に2回開催されている恒例の企画。青空の下(屋外)でのびのびと体を動かし、また地域の親子の交流の場となることを目的としている。定員を設けておらず事前申込も不要なので、気軽に参加することができる。

この日は同園の森川優先生と三浦淳子先生が開始前から準備をし参加者を出迎えた。まず参加者は芝生の上に敷かれたレジャーシートの上のおもちゃで各自自由に遊び始めた。続いて歌とふれあい遊びとして、森川先生による「バスにのって」が始まった。お母さんの膝の上に子どもを座らせて、森川先生の歌声に合わせて親子で右に左に体を動かしスキンシップをとった。

途中で小雨が降り出す不安定な天気の中、傘をさしながら親子で「動物探し」を行った。動物探しとは前もって芝生広場のあちこちに置かれた動物の絵を探し回り、動物を発見すると専用用紙にシールを貼るシールラリーのようなもの。動物を見つけると、はしゃいだ子どもが走り出して動物のそばまで駆け寄って行き手でタッチ。母親のところに戻ってはまた動物のそばまで行き、何度もタッチを繰り返すなど楽しそうにしていた。

動物を探し終わる頃には雨も止み、続いてビニールテープのカーテン遊びを行った。木と木に括り付けられたフサフサのカーテンの後ろに母親が隠れる。森川先生と三浦先生がカーテンを開ける動作してみせると、見様見真似で子どもたちもカーテンを開けた。カーテン越しに母親と対面でき、子どもたちは驚きながらも笑顔を見せていた。

青空保育では毎回屋外で楽しめるさまざまな遊びが企画されている。前回は凧揚げをするなど、風物詩を取り入れ季節を感じられるような工夫を凝らしている。取材当日は天気の関係でいつもより少し早めの終了となった。あどけない表情の子どもたちがバイバイと何回も小さな手を振り帰って行った。

森川先生は「参加されている親子に安心できるように個別に声をかけたり、育児に悩まれている方にはお話しを聞かせてもらったりもしています。今日は天気の都合により活動内容を急遽変更しましたが、子どもたちが楽しんでくれていて良かったです」と話した。三浦先生は「雨がパラつき思いっきり遊べなくて残念でしたが、動物探しで動物を見つけた時の子どもたちの表情やタッチする姿が微笑ましかったです。今後も親子でワクワク楽しめるイベントを企画していきたいです」と話した。

青空保育の日程については西区区民広報紙で毎月告知している。
問い合わせは「西区子育て夢センターあゆみ(あゆみ幼児園内)」TEL(996)1500


森川先生、三浦先生

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