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障がいを持つ子どもたちと地域を繋げる手伝い 任意団体スキマ

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神戸市内にて、障がいを持つ子どもたちがもっと地域住民と触れ合い、交流できる機会を作るために活動している「任意団体スキマ」。作業療法士の池田さんが2018年12月に立ち上げた。順調に交流の輪を広げていったが、新型コロナウイルス感染症の流行で同団体も影響を受けた。コロナ禍で思うように活動ができない中、ボランティアで農作業の手伝いをしていた西区押部谷地区の農家と一緒に2020年10月に「こども農家部」をスタートさせた。しかし、子どもたちのバギーや車いすが畑の畝(うね)で思うように行動ができないことを知り、障害のある子どもたちにもっと活動の幅を広げてもらおうと、西区押部谷で2022年2月「みんぱた」を始めた。代表の池田さんは「バギーや車いすが通れるように工夫された畑で、たくさんの野菜を収穫する子どもたちの笑顔にいつも勇気づけられています」と話す。「医療・教育ではなく、地域で『すきま』をどう作って、どう楽しむか。一緒にワイワイしていきましょう」と笑顔で話した。


バギーや車いすが通れるように工夫された畑

去年の秋は、ピーマンやさつまいもなどの収穫も行った。たくさんの野菜を前に、子どのたちも笑顔が溢れていた。
問合せはHPフォームから。
任意団体スキマHP
https://sukima-no-manma.localinfo.jp/

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