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港湾職業能力開発短期大学校神戸校(中央区)神戸港バックヤードツアー

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〜ガントリークレーンの操作体験にワクワク 巨大クレーンに大興奮!〜
11月13日(日)、中央区ポートアイランドにある、港湾職業能力開発短期大学校神戸校で行われたイベント「神戸港バックヤードツアー 港湾短大見学」には、50組を超える応募の中から抽選で選ばれた小3〜中3の17組34人の親子が参加した。(主催/神戸市 神戸海事地域人材確保連携協議会、協力/港湾職業能力開発短期大学校神戸校、神戸海事広報協会)
神戸市では、子どもの頃から「みなと」に親しんでもらい魅力を発信してもらおうと、小中学生向けに港湾施設の見学・体験イベントを実施。
はじめに参加者は「港湾のお仕事を知ろう」とオリエンテーションを受けた。その後ガントリークレーンのシミュレーター操作の仕方や、クレーンやフォークリフトの試乗の説明を受け、見学・体験をおこなった。

まずは、港湾短大の学生たちが実習で使用するガントリークレーンの運転席をリアルに再現したシミュレーターを使い、コンテナの積み下ろしを体験。ガントリークレーンとは「海のキリン」の愛称を持つ巨大なクレーンで世界中から運ばれてくるコンテナを積み下ろししている。シミュレーターは運転席の床が、ガラス張りで下が見えるようになっており、衝突による振動までもがリアルに再現されている。浅野圭佑さん(小3)は「ガントリークレーンの操作体験はゲームみたいで楽しかった。運転席の下がガラス張りでちょっと怖かったけど、海の仕事にちょっと興味が湧いてきた」と話した。


フォークリフトの試乗体験

クレーンとフォークリフト試乗体験では、全員がキャップとヘルメットを装着。参加者たちは職員の説明に真剣に耳を傾け、間近でみる機器に興味深々。エンジンの仕組みやフォークリフトの操作について質問する姿もあった。当日はあいにくの雨だったがクレーンの試乗も行われ、職員と保護者が一緒に乗り込み記念撮影も行われた。進藤ちひろさん(小4)は「どれも面白かったけど、クレーンの試乗体験が一番楽しかった」と顔をほころばせた。


クレーンの試乗

7月に同じく港湾短大で開催された「神戸港バックヤードツアー 密着!コンテナ物流」が大好評だったことを受け、今回の開催が実現。中には、前回残念ながら抽選に漏れたが今回参加の切符を手にしたという人も。
参加者の保護者は「神戸は港が身近なので、子どもが将来港湾に関連する仕事に就くことも考えられる。クレーンやフォークリフトが普段港でどういう仕事をしているのか、プロの方に教えてもらえる貴重な機会で子どもも熱心に聞いていました」と喜びの声を寄せていた。

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