１１月１８日（金）コミスタこうべ（神戸市生涯学習支援センター）（中央区吾妻通）で、「かんたんダンス」のプログラムが実施され、事前申し込みの５人が参加した。主催／コミスタこうべ
コミスタこうべの「すくすく子育て支援事業」では、乳幼児を子育て中のママやパパに、一時保育を利用し、子育てから離れ気分転換やリフレッシュができる、さまざまなプログラムを用意。「ＫＯＢＥまなびすとネット生涯学習市民講師」（ボランティア活動への意欲を持つ市民講師を登録・紹介する制度）とともに行っている。
今回の講師は好田紀子さん。当日はサポートスタッフの前田怜温さんと二人で指導。音楽に合わせて、気軽に楽しめる「かんたんダンス」に挑戦した。
はじめに、簡単なウォーミングアップが終わると、ゆっくりとストレッチとダンスが始まり、徐々に前田さんの声に合わせてスピードアップしていく。参加者たちは、腕を回す動作や足の動きを前方にある鏡で確認しながら体を動かした。次は前田さんの手本を見て真似ながら、振り付きで踊った。参加者たちは手や腕を上下させ回転させたり、足を前や後ろに、スライド、ボックスステップと一生懸命に動かし、踊っていた。だんだん振り付けが長くなってくると、好田さんが後ろから「振りを間違えても気にしないでね。楽しく体を動かすことが大切だから」と皆に呼びかけた。
水分補給や参加者たちの立ち位置を確認した後、ブルーノ・マーズの「Ｒｕｎａｗａｙ　Ｂａｂｙ」やＢＴＳの「Ｂｕｔｔｅｒ」の曲で踊った。ＢＴＳの曲では振り付けを完全コピーしていて、踊りやすい箇所を抜粋。参加者たちは自分たちの好きな曲で踊ることが出来て楽しそうだった。ダンス終了後にはクールダウンのストレッチをした。最後には前田さんがソロダンスを披露。しなやかで切れのあるダンスに皆感心していた。

（左から）講師の好田紀子さんと前田怜温さん

前田さんは「ダンスを踊ることを通して、楽しく健康になってもらえれば」と話し、好田さんは「かんたんダンスは年齢問わずに誰でも踊れる。健康維持のために自分の体をメンテナンスすることができるので、多くの人に知ってもらいたい。今回のように託児付きでのダンスレッスンも可能だし、老人ホームやイベントなどにも呼んでもらえれば嬉しいです」と話した。今回、娘を同センターの託児に預けて参加した参加者の亀井美保弘さん（中央区）は「子どもと離れて１時間たっぷり汗をかけて楽しい時間でした」と笑顔で話した。

亀井美保弘さん