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須磨区

母と子の集い

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10月31日(月)、須磨区役所2階健康教育室(須磨区大黒町)で「母と子の集い」が開催された。スタジオ音彩の布施幸代さんによる「うたって♪おどって♪たのしいリトミック」に0歳から2歳までの未就園児の親子15組が参加し、歌ったり、踊ったり、楽しい時間を過ごした。(主催/須磨区役所)

須磨区では23地区に約30人の主任児童委員が在職し「子育てトーク」「子育て相談」「母と子の集い」を3本柱に活動をしている。コロナ禍で3年ぶりの開催となった「母と子の集い」は講師にピアニストであり、ピアノ教室やリトミック教室を主宰するスタジオ音彩の布施幸代さん(須磨区東白川台)を迎えて行われた。

布施さんはまず「私には10歳の双子がいます。天才(10=TEN)になったね!と言って育てています」と笑顔であいさつ。「今日はなによりお母さんが楽しんでください!」と呼びかけた。親子を見守る主任児童委員が全員黄色のエプロンを身につけていたことから「エプロン母さんと呼びましょう!」と紹介。はじめに「あくしゅでこんにちは」を電子ピアノで弾き、歌いながら「大事なのは感じていくことです」とアドバイス。「ゆらす、ゆれる」の布施さんの呼びかけに応じて、親子はリズムに合わせ体をゆらした。次に布施さんは「ぞうさん」を弾き「ぞうさんには何がついてますか?」「ぞうさんのお鼻のお水をお母さんにシュー!!」と何度も呼びかけ、子どもたちはうれしそうに体を動かした。笑い声をあげながら、ウサギになったり、ひよこになったりもした。

続いて、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ぶた、お鍋がついたエプロンを身につけたカレーライスのお姉さんが登場。「お鍋で炒めてグツグツ煮ましょう♪」「むしゃむしゃモグモグ、力が湧いてきた!」と元気に歌った。その後、3グループにわかれ、黄色や青、ピンクの布を全員で持ち、その中に風船が入ると子どもたちはうれしそうな笑顔を見せ「ポーン!」と言いながらふわふわ浮かぶ風船を楽しんだ。布施さんの「楽しくお散歩、歩くよ、歩くよ、大好きリトミック♪」の歌に合わせて、子どもたちは風船をもって自由に歩きまわり、会場いっぱいに子どもたちの歓声が鳴り響いた。

2歳4カ月の石原侑菜ちゃんと参加した母親の汐里さん(須磨区桜の杜)は「コロナ禍でなかなか集まることがないので、貴重な時間でした。娘は音楽やリズムが好きなので、音楽を通したふれあいの場をふやしてほしい」と話していた。南落合の主任児童委員・鎌田枝理子さんは「音楽に合わせて飛び跳ね、楽しそうな姿が見れてうれしかったです。これからも子育てに疲れたお母さんたちのリフレッシュの場を提供できたら」と話していた。

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