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メリケンパーク(中央区波止場町)神戸夜市KOBE NIGHT FES

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10月22日(土)、23日(日)の両日、メリケンパーク(中央区波止場町)で「神戸夜市KOBE NIGHT FES」が開催され、多くの人が訪れにぎわいを見せた。(主催/KOBE NIGHT FES実行委員会 共催/一般財団法人 神戸観光局〉
このイベントは神戸観光局公民共創事業の一環で、行われた。同局は、新型コロナウイルスの影響を受けた観光需要の回復を図るため、公民連携により新たな観光コンテンツの促進に取り組んでいる。神戸ならではの食・祭り・イルミネーションなどを組み合わせた、新たなスタイルの夜市として「『いま』と『みらい』をつなぐ」をテーマに2日間催された。
会場のフードエリアでは秋の旬をテーマに40店舗を超える屋台が並んだ。神戸南京町に本店をおく皇蘭と、神戸市外国語大学の学生がコラボした新感覚の豚まん「わっ包(ぱお)」が人気だった。廃棄していた皮を使って豚まんを作り、ワッフルプレートで焼き上げるというもの。同大学1年のプロジェクトリーダー佐々木亮人さんは「SDGsに根ざした商品です。外はカリッと中はモッチリしているのが特徴」と紹介した。カレーや豚汁、スイーツのほかバーテンダーがカクテルを作るブースもあり、食欲の秋を満喫することができた。


皇蘭×神戸市外国語大学のコラボのブース

エンタメエリアでは甲南大学や神戸学院大学、近畿大学をはじめとする関西の20大学の学生がハロウィンをテーマに、縁日ブースを担当。ワークショップやスタンプラリー、バルーンアートもあり子どもたちは大喜び。ハロウィンのフォトスポットで写真撮影をする姿も多く見られた。長田区の矢野尾柚希さん(小3)紗奈さん(年長)姉妹はフェイスペインティングをしてもらってにっこり。ステージではモデルの大倉士門さんがメインMCを務め、Z世代を中心としたパフォーマー約300人が出演して音楽やダンスを披露。仮装コンテストに出場予定だとポーズを決めていたのは東灘区の四十坊旭柊(あさひ)さん(小3)、菜々士(ななと)さん(年長)兄弟と秋山隼佑さん(小3)。3人は縁日ブースでも遊び「楽しい!」と声を揃えた。


(左から)秋山隼佑さん、四十坊旭柊さん、菜々士さん


(左から)矢野尾柚希さん、紗奈さん

日が落ちると、会場はライティングされ昼間とは違った雰囲気に。神戸観光局観光部の北村さんは「withコロナにおける接触を極力避けた自然豊かな屋外を会場に、神戸らしさを活かした夜市を新たな観光の目玉として盛り上げていきたいです」と話した。

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