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学園西町ウォークラリー

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10月15日(土)、西区学園西町を歩きながら5つのチェックポイントで学園西町に関するクイズを楽しみスタンプを集める「学園西町ウォークラリー」が、秋晴れの空のもと開催された。(主催/学園西町ふれあいのまちづくり協議会)。

地域の子どもと高齢者が世代間で交流できるイベントとして今回初めて開催されたウォークラリー。初の企画ということで当初は参加の申し込みが少なかったというが、当日は予定の定員を超える74人が参加した。

スタート地点の学園西町地域福祉センターには、開始時間の午前10時前には参加者の列ができていた。スタンプカードを受け取り早速出発。全行程約2・3㎞を1時間〜1時間半で周る行程で、全世代が参加しやすいコースとなっていた。①中公園→②西公園→③西町公園→④小寺小学校校門前(緑道側)→⑤北公園→スタート地点でもある学園西町地域福祉センターに戻ってゴールとなる。

最初のチェックポイントの中公園に到着するとキャラクターのハンコがカードに押され、各ポイントのクイズの答えを書き込む。ここでは1985年に学園都市で開かれたユニバーシアード神戸大会に関連したクイズが出題された。親子や仲間同士で相談したり、分からないときにはスタッフのヒントで。曲がり角やコースの途中にはスタッフが立っており、順路を示してくれるので迷うこともなく周ることができる。

2つ目のチェックポイントの西公園では、この公園から発掘された頭高山遺跡(弥生時代の高地性集落)についてのクイズ。元気よくあいさつするスタッフの藤山有也香さんは「ここに引っ越してきて約2年が経つ。自然が豊かでとても住みやすい街。この公園は子どもが遊びに来ているが、弥生時代の遺跡があるなんて知らなかった。友達同士で参加できる有意義なイベントだと思う」と笑顔で話した。
小寺小学校では、校内にある災害時専用の水道「どこでもじゃぐち」を答えるクイズや、学園西町にある大学の数を答えるクイズ、公園にある植物に関するものなど、さまざまな分野のクイズが出された。

ハロウィンが近いこともあり、白雪姫の仮装や可愛いドレスを着た子どもとベビーカーを押す親子がウォークラリーを楽しむ姿も見られた。5つのスタンプを集めた人には参加賞のお菓子が渡された。

クイズを考えた学園西町ふれあいまちづくり協議会の橋本啓一さんは「ウォークラリーをしながら、学園西町の歴史などをより知ってもらい、再発見してもらえたらと思っている。参加人数も多く、ぜひ来年も開催したいと思う」と話した。

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