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あいな里山秋フェスタ2022

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10月1日(土)・2日(日)と8日(土)~10日(月・祝)にあいな里山公園(北区山田町)で「あいな里山秋フェスタ2022」が開催され、多くの参加者でにぎわった。

国営明石海峡公園神戸地区あいな里山公園は「里地里山文化公園」をコンセプトに、藍那地域の里地里山景観を保全再生し、都市近郊で誰もが気軽に里山を体験できる公園として、さまざまなプログラムを提供している。季節ごとに年4回フェスタが開催され、春は田植え、夏はやまもも収穫、秋は稲刈り、冬はとんど焼きが行われている。秋のフェスタでは10月1・2・8・9日に稲刈り体験と芋ほりが1日に6回行われ、多くの親子が楽しんだ。

稲刈り体験では、はじめに田んぼを管理しているNPO法人あいな育みの会理事長の中西久志さんが、蛇やマムシの注意や、刈り取った稲を藁でくくる方法を参加者に伝えた。長靴を履いた親子は雨でぬかるんだ田んぼに慎重に足を進め、黄金色に輝く兵庫県奨励品種のきぬひかりを鎌で手刈りした。刈り取った稲はあいな育みの会の女性メンバーの助けを借りながら藁でくくり、竿にかけ、天日干しにした。稲刈り体験の後は、スコップを片手に親子は芋ほりを楽しんだ。
灘区から参加した鷲巣浩之さんは「自然の中で、街中ではできない体験を子どもたちにさせることができてよかったです」と笑顔をみせ、娘のひなのさん(6歳)と息子の颯太さん(4歳)は「楽しかった」と話した。

10月9日(日)には丸太切り体験や昔あそび、秋の里山歩きやきのこ観察会など11のプログラムが行われた。森の中で母親と丸太切り体験をしていた神戸市北区の福士宙作さん(小2)は「重たかった。切るのに時間がかかったけど、リズムに乗ってくると楽しかった!」と満足顔だった。

同園副園長の細川佳宏さんは「昔ながらの里山の風景の中で、四季折々の自然が味わえる癒しの里です。ぜひお越しください」と呼びかけた。

◆冬フェスタ予定
2023年
◎1月7日(土)竹灯明台作り体験
◎1月9日(月・祝)とんど焼き
連絡先/あいな里山公園管理センター TEL(591)8000(午前9時~午後5時)
あいな里山公園ホームページ→コチラ

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