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西区

かりばテニスクラブ

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「かりばテニスクラブ」は、毎月第2・4土曜日に市立狩場台小学校校庭(西区狩場台)で活動している大人から子どもまで参加出来る地域のテニスクラブ。
同クラブは神戸市が推進する学校施設開放事業の中の神戸総合型地域スポーツクラブのひとつ。スポーツを通じて健康促進、趣味の充実や人との交流などを図ろうとする人々が身近な小学校を拠点に集い、気軽にさまざまなスポーツに親しんでいる。

活動時間は前半と後半に分かれている。前半は大人の部員が小学生の部員たちに硬式テニスの指導を行い、後半は大人の部員たちのみで硬式テニスのサーブ練習やミニゲーム形式の練習などをする。(小学生の部員たちは前半で解散)。
取材当日の9月24日(土)は秋晴れの爽やかな気候の中、部員は狩場台のみならず、糀台、竹の台、西神南や伊川谷などから大人6人と小学生19人の計25人が参加した。最初に全員で準備体操のウォーミングアップをした後、小学生たちは3つの班に別れて練習を行った。初級クラスの小学生たちはテニスラケット上で何度もボールを跳ねさせるボールリフティングを一生懸命練習していた。中級クラスでは、大人の部員が対面のコートで小学生たちとボールを打ち合い、コート内に打ち返すラリーの練習が繰り返し行われた。上級クラスでは小学生たちがテニスに必要なルール、動作を習得し、パフォーマンスを向上させるためにミニゲーム形式で練習する。練習の途中からは年に数回開催されるトーナメント方式の試合が各班で行われた。後半は、大人の部員たちがコート内で立ち位置が順番に変わるローテーション方式でのラリーの練習を行った。校庭にはラリーが長く続き、ボールの音がリズム良く響いていた。


安藤弥生さん

6年前に入部した安藤弥生さん(西区狩場台)は「親子で入部し、子どもはクラブを卒業したのですが、2週間に1回でも続けることに意義があると信じ、テニスを頑張っていこうと思っています」と笑顔で話した。学生時代にテニスをしていた経験があり、親子3人で入部している同クラブ会長の常次啓介さん(西区狩場台)は「月2回程度で厳しすぎずに子どもと一緒にテニスが楽しめるところが良いと思っています。今後も年齢問わずにたくさんの部員が増えればうれしいです」と話した。
毎月第2・4土曜日に活動(雨天中止)見学・体験希望者・問い合わせはメール
karibatenis@gmail.com
常次さんまで


常次啓介さん

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