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PPIKOBEとインドネシア共和国独立記念日を祝おう!

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8月20日(土)「PPIKOBEとインドネシア 共和国独立記念日を祝おう!」が、神戸国際コミュニティセンター(KICC)(長田区腕塚町)にて開催された。 ※ PPIとは在日インドネシア留学生協会
PPIKOBEは、インドネシアからの留学生を中心に現在230人が在籍しており、交流を深め合ってきたグループ。会長を努めるマルタ・カタリナ・アリアネさんが「インドネシアは、1945年8月17日に独立して今日は77周年です。みんなでお祝いしましょう!」と呼びかけた。KICCの井原常務は「半年前に中央区から、ここ新長田に移転してきました。地域の方に、この施設のことを知ってもらうため、世界11ヶ国語に、対応しております。神戸在住の外国の方との交流の場として、ぜひご利用ください」と話した。この日は総領事のディアナ・エミラ・サリー・スティクノさんも参加。去年着任したばかりのスティクノさんは、まだあまり日本語は話せないが、優しい響きのインドネシア語で母国への思いを語った。

独立宣言の動画を視聴し、国歌「IndonesiaRAYA(偉大なるインドネシア)」を斉唱。その後ドラえもんの歌をアンクルンというインドネシア固有の竹製の楽器で演奏した。アンクルンは一音ずつ分かれており、一人でひとつ持って合奏するのに適した楽器。この日初めて楽器を触った人も、自分の担当の音を外さないようにドキドキしながらも楽んだ様子。後半は、独立記念日に各地域で催されるイベントで実際に行なっているゲームを参加者が体験した。1位と2位の人には景品が出るため、皆のやる気は一気に高まった。ボトル入れ競争(ボールペンを腰から紐でぶら下げて、ボトルに入れる速さを競う)や、ビー玉乗せ競争(口にスプーンをくわえて、そこにビー玉を乗せたまま走って運ぶ)や、風船レース(2人一組になり、背中で風船を挟み走る)などのゲームで盛り上がった。

ボランティアでインドネシアの人に日本語を教える活動をしている金井楠世さん(西宮市)は「みなさんが積極的にゲームに参加してるのを見て、最後のゲームに出ちゃいました」と話した。友達に誘われて参加した新村延子さん(大阪市)は「いろんなゲームに参加して、豪華賞品もいただけてよかったです」と話した。浜田久美子さん(芦屋市)は「賞品に食べ物が入っていてうれしいです。帰って早速作りたいです。いろんな国の料理に興味があるので、食関係のイベントがあるとうれしいな」と話した。福田とみえさん(東灘区)は「インドネシアに行って、今日ここでやったゲームを現地の方とやってみたいという夢ができました」と話した。


(左から)新村さん、福田さん

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