編集記事

西区

バードコールを作って 里山で遊ぼう!

記事 バードコールを作って 里山で遊ぼう!のアイキャッチ画像

神戸市では、神戸市に本社を持つP&Gジャパン合同会社と株式会社ファミリアの協力のもと、新たに子育て応援プロジェクトに取り組むことになった。身近にある里山を舞台に、子どもの自由な発想を活かしたデザイン学習を強みとするファミリアと、社内公用語が英語で国際教育に強みを発揮するP&Gのそれぞれの特長を織り交ぜた「里山×デザイン×グローバル」な学びの場としてスタートした。
第1弾として8月21日(日)にワークショップ「バードコールを作って里山で遊ぼう!」が開催され、抽選で選ばれた小学校1年〜3年の子どもと保護者24組が参加した。参加者はまず学園都市駅南隣にあるUNITYに集合し、木にボルトを差し込むだけで鳥の鳴き声のような音を奏でることができるバードコールを作成。4つのグループに分かれ、子どもたちは用意された木(神戸の里山の木)からそれぞれに好きな木を選びマジックでペイント。スタッフの力も借りながらボルトを差し込み、リボンをくくり付けたら完成。差し込んだボルトと木がこすれることでキュキュッ、ピーッピーッと鳥のさえずりのような音を奏でる。母親と参加していた岸田直樹さん(小3)は「絵を描くことが大好き。木がでこぼこしているけど描くのは難しくなかったし、楽しい」とカラフルな仕上がりに満足の表情。

岸田直樹さん(小3)

当初はこのあと高塚山へ登り実際にバードコールを鳴らしてみる体験と、身近な英語を使った学習やクイズを楽しむ予定だったが、台風の影響もありスケジュールを若干変更。UNITY内でP&Gスタッフによる英語学習体験と、神戸市外国語大学の学生によるクイズを楽しんだ。学習もクイズも鳥にまつわるものが用意されており、始まる前は「英語はまだ学校で習ってない」と心配そうだった子どもたちも、クイズに正解すると大きな歓声を上げていた。その後天気の回復を受け、予定していた行程の半分ほどの里山探検を開始。雨上がりの強い日差しにも負けずぬかるみに足を取られることもなく、山歩きや木登り、途中に用意されていたクイズを満喫した。
主催の神戸市企画調整局参画推進課の川口さんは「高塚山のように生活圏に隣接した里山が神戸市にはまだまだあります。P&Gもファミリアもお子様に関わりの深い企業で、今後も協力をいただきながら里山を舞台に楽しい学びの場を作っていくので、ぜひご参加ください」と呼びかけた。

カテゴリー