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美賀多台陸上競技部 日清食品カップ第38回全国小学生陸上競技交流大会 出場決定 清水莉愛さん(桜が丘小6年)

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美賀多台陸上競技部
日清食品カップ第38回全国小学生陸上競技交流大会 出場決定
清水莉愛さん(桜が丘小6年)
西区美賀多台を拠点とする、美賀多台陸上競技部所属の清水莉愛(りあら)さん(桜が丘小6年)が女子コンバインドBの県代表選手として、8月20日(土)に日産スタジアム(神奈川県)で開催される「日清食品カップ第38回全国小学生陸上競技交流大会」への出場を決めた。

コンバインドBとは小学生年代独自の競技で、走り幅跳びとジャベリックボール投(羽のついた楕円形のボールを投げる競技)を2回ずつ行い、合計得点で競う。6月26日(日)に県内の予選会となる「兵庫県小学生陸上競技交流大会」が開かれ、走り幅跳び4m57㎝、ジャベリックボール投43m47㎝、総合得点1994点で県小学新記録を出して優勝し、全国大会への切符を掴んだ。自身初の頂点に立ち「すごくうれしい!幅跳びは自己ベストが出て気持ちよかった」と笑みがこぼれた。

清水さんは幼稚園の運動会でのリレーが楽しく、また幼少の頃より走ることが好きだったことから、小学1年の夏に美賀多台陸上競技部に入部した。多くの小学校児童が集まるので「ほかの小学校の部員たちと仲良くなれた」と笑顔を見せた。週1回の練習では走ることの楽しさを改めて体感しながら、走り方の基本動作やトレーニング方法を学んだ。同競技部を指導にあたる坂本健一監督は清水さんは、「幅跳びの一流選手の動画を見て助走や空中動作を習得できる頭の良さと器用さを持ち合わせている。身長158㎝のしなやかな恵まれた体も武器」と評価した。
小学生の陸上競技で全国大会に繋がる大会が少ない中、集大成となる今大会に懸ける想いは強かったという。毎朝30分自宅の庭でミニハードルを使った練習メニューをこなすのが日課で入浴後のストレッチも欠かさない。また、陸上競技場のトラックを個人で借りて練習に精を出した。諦めず最後までやり切るという自身の性格もさらなる成長へと繋がり、今年5月の兵庫リレーカーニバルでは女子100m14秒で3位、走り幅跳びは自己新の4m44㎝で2位の成績を残した。幅跳びは6月の同予選会で4m57㎝と自己ベストを更新。進化し続けている。
父親の諭志さんは「負けず嫌いで何事にも真面目に取り組んでいる」と一番近くで温かく見守る。全国大会では「ジャベリックボール投の自己ベスト45mを超えて優勝したい」と意気込む。清水さんの活躍に期待が高まっている。

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