神戸総合運動公園(須磨区緑台)おそとであそぼう!
6月5日(日)、神戸総合運動公園(須磨区緑台)コスモスの丘上広場にて「おそとであそぼう!」が開催された。
主催/NPO法人 神戸アスリートタウンクラブ
外で遊ぶのが気持ちの良い季節に広々とした公園で思いっきり身体を動かし、親子で楽しく無理なくコミュニケーションを取ることを目的として開催された。対象は1人で歩ける満1歳からの幼児と保護者、兄弟姉妹。この日は15組の親子らが参加した。神戸アスリートタウンクラブの岡田千恵さんは「初めてイベントに参加した人や親子体操教室からの繋がりの人、毎回イベントに参加してくれる人たち、たくさんの顔を見られるのがうれしかったです」と話した。
風が心地良い晴天の中、プログラムは始まった。最初にイベント進行役担当の吉岡まち子さん(同クラブ)から、プログラム説明や注意事項があった。吉岡さんの元気で軽やかな歌声に合わせて、手拍子や手遊びなどのウォーミングアップとストレッチが行われた。参加者たちは吉岡さんを囲むように各組でレジャーシートを敷いて座った。保護者は膝の上に子どもを座らせて、後ろからギュッと抱っこ。左右に揺れたりと体を動かし、親子でたくさんスキンシップをとった。あちこちに笑い声が広がった。
続いて、リズム体操、運動遊びのかけっこやパラバルーンが行われた。かけっこでは年齢ごとの距離に並べられた三角コーンに向かって走り、横に置いてあるタンバリンを鳴らして戻ってくる。パラバルーンでは赤・黄・水色の大きな円形の布をみんなで力を合わせて、さまざまな形に変化させて楽しんだ。布の上にカラーボールを複数置き、布をシーソーのように高低差をつけ揺らして転がした。大人だけで布を高く持ち、屋根のようになった布の下に子どもたちが潜り込んだりも。布の中にたくさん空気を入れて膨らませ、全員で協力をしてタイミングを合わせ膨らんだ布の中に急いで入り座ると、外からは大きな茸のように見えた。プログラムの最後には記念撮影を行った。
渡部さん家族
渡部剛さん、藍子さん夫婦は東灘区から仁子さん(4才)、公子ちゃん(2才)の家族4人で参加した。初めての参加で、藍子さんは「お外で親子一緒に体を動かすことができて、さわやかで最高だった」と話し、イベント終了後も広場で家族の楽しい時間を堪能していた。
吉岡さんは「コロナ禍において、参加人数を減らし、プログラムの内容を変更して活動をしてきましたが、また自然の中で楽しく体を動かす親子のたくさんの笑顔が見られてうれしかったです」と話した。