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垂水区

みっけ!~自分の子育てにぴったりの場所さがし市~

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「みっけ!」~自分の子育てにぴったりの場所さがし市~が、5月15日(日)ブランチ神戸学園都市(垂水区小束山手)森の広場ほかにて開催された。
主催/みっけ!プロジェクト(まちづくりスポット神戸)

地元の地域活動をサポートする「まちづくりスポット神戸」では、人と人のつながりを築き地域コミュニティを育むだけでなく、地域の住民・学校・企業・行政など、さまざまな団体の橋渡しと連携を図るなど活動の「あとおし」に取り組んでいる。カルチャーや講演会など登録団体はおよそ82団体。今回のプロジェクトには、子育て中のママ・パパへの悩みのサポートや寄り添う場所があることを知ってもらおうと、17団体が参加しワークショップや講座が企画された。

2年ぶりのイベント参加となる「家族のアルバムを作るママの会」は子ども向けの工作カメラのワークショップ。日頃は写真をかわいく飾るアルバム制作をしているが、今回はカラフルな紙やテープを使い自分だけのカメラを作った。同会の峰村ゆりさんは「コロナ禍で保護者同士の交流の場も減りさみしいですが、子どもが工作を楽しむ様子を見ることで、親の気持ちが元気になれば」と話した。

「からだづくり広場withSING」は「からだづくり教室」と「SING」のコラボ企画。トランポリンやバランスボールなどで、全身を使った遊びを提供した。ミュージックパック(踏むと音階ごとに音がなるクッション)を体験した子どもたちは「ドレミファソラシド」と声を合わせて楽しんだ。「コロナ禍で歌えないですが、音を楽しんでもらえるとうれしいです」と話すのは、「SING」の尾崎芙美子さん。歌うことに制限があったので、活動内容に体力作りを取り入れたという。「大きな声を出すための口やのどを動かす筋力不足が心配。声を出すには腹筋も必要」と、歌と体づくりのつながりを考えた。

「生活クラブ生活協同組合都市生活」は「せかいに1つだけ!ぼく・わたしのこねこねせっけん」と題した手作りせっけんのワークショップ。コロナ禍で手洗いする機会が多いので肌に優しいせっけんを使ってほしいと企画した。参加者は無添加で紙粘土のようなやわらかさのせっけんを自由に形どった。せっけんは2~3日ほどで固くなる。体験後は実際に手洗いをして使い心地を実感した。

親子ともに楽しめるのが、アルコールインクアートとカラーセラピー体験の「ユル リン トン」。アルコールとインクを使い、画材の上でインクのにじみや色の重なり、グラデーションを楽しむアート。同会の氏家理絵さんは「ママ・パパは毎日忙しくいろいろと考えることが多い。色に集中することで瞑想要素があります。ヒーリング効果で疲れている気持ちをリラックス出来たら」と話した。カラーセラピストでもある氏家さんは、アルコールが乾くまでの間に色の使い方を見て、今の心の状態などのアドバイスをした。希望者には、色彩心理に基づいてパステルで描かれた絵カードを使い、自分の気持ちを応援してくれる言葉で元気づけた。

「たのしもっとぷらす」と「hitotoki☆」は、共同ブースで保護者向けの子育て相談を受け付け「たのしもっと♡ひととき子育て相談所~不登校・ことば・勉強~」と題して、子育ての悩みや心配ごとを気軽に相談できる場を紹介した。

「プレジャーガーデン」ではピンク&ブルーリボン(国際啓発シンボル)について、赤ちゃんを亡くした家族の心のケア・支援の必要性や、寄り添い気持ちを話し合える相談の場があることを伝えた。

各団体の詳細については、まちづくりスポット神戸WEBサイトまで。
https://machispokobe.com

 


「ユル リン トン」氏家理絵さん


家族のアルバムを作るママの会


からだづくり広場withSING

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