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「西区青少年フェスティバル」西区文化センター(西区糀台)

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なでしこ子供歌舞伎

 

「西区青少年フェスティバル」が3月29日(火)に西区文化センター(西区糀台)のなでしこホールにて開催され、地域の子どもたちが日ごろのパフォーマンスを発表する場となった。

友が丘高校ギター同好会

友が丘高校ギター同好会

最初の演目は、なでしこ子供歌舞伎の「子宝勧進帳」。源頼朝の怒りをかった義経一行がおりなす関所での物語を子どもたちが弁慶や義経、その他一行の演技を見事にこなした。歌舞伎の長く難しいセリフを言い終えると会場からは温かい拍手が送られた。部活に昇格できるように頑張っているという県立須磨友が丘高校ギター同好会「かまのたんじろう」のバンドメンバーは、鬼滅の刃やアニメNARUTOの主題歌を披露。ギターやドラム演奏をバックにボーカルの声が会場に響き渡った。

前田大己さん

高橋洋介さん

中高校生を中心とした青少年が家庭や学校以外の場所で仲間づくりやさまざまな世代の人たちと交流する同センターの集まり、コミュニケーション・スペース「ユースステーション西」からは、クラブ活動「けん玉」や「折り紙」のパフォーマンスが行われ、会場を賑わした。けん玉を披露するのは、前田大己(ひろき)さん(櫨谷中学2年)。昨年12月から同センターでけん玉教室がはじまり、興味を持った人が集まるようになったという。前田さんは「いつでもどこでもできるけん玉は、全身を使うのでダイエットにもなる。何千もの技があり、とても興味深い競技」と話し、大皿・中皿・世界一周・宇宙一周・灯台・月面着陸など、音楽にのせて高度な技を披露した。折り紙のパフォーマンスは高橋洋介さん(甲陽高校1年)。折り紙といっても、大きな模造紙で作るスーパーコンプレックス折り紙。1時間はかかるという怪獣の折り方を、動画を倍速で流しながら説明した。

滝川第二中学校の吹奏楽部

滝川第二中学校の吹奏楽部は、コロナ禍のみんなを元気づけたいと選ばれた曲「負けないで(ZARD)」「Happiness(嵐)」などの楽曲を披露。1・2年生(取材時)にとって今回が初舞台となり、思いを込めた演奏に会場の雰囲気も明るくなった。最後は、西神地区のイベントで活躍する和太鼓メンバー「咲彗(すみれ)」の演奏。今回は階下の図書館に音が響かないように置き太鼓ではなく、担ぎ太鼓と横笛のステージで「春風」や「彩り」というテンポのいい楽曲を披露。力強いパフォーマンスに来場者は魅了された。

6年生のメッセージ

また1階ギャラリーでは「中学校で頑張りたいこと」というテーマで、入学を目前にした西区内小学校6年生のメッセージが掲示され、勉強や部活への抱負など数々の言葉がボードを彩った。

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