青空保育
3月24日(木)西神中央公園(西区糀台)にて、あゆみ幼児園(西区糀台)による「青空保育」が開催され、17組35人の親子が集まった。
月に2回、子育て支援事業の一環で行われている恒例の企画。青空の下(屋外)でのびのびと遊ぶことを目的としており、この日が令和3年度最後の開催となった。
まず同園の松井里緒菜先生と森川優先生が芝生の上にレジャーシートを敷き、園のおもちゃと先生手作りのおもちゃを広げると、参加者たちは思い思いに遊び始める。当日は快晴で、森川先生も「暖かいね、気持ちがいいね」と参加者たちに声をかけていた。親子ともに顔見知りも多く母親同士の交流も盛んで、子どもたちもリラックスした様子。
人数が増えてきたところで松井先生が「ピヨピヨたいそう」の曲をかけ、音楽に合わせて体を動かした。次に、春の絵が描かれている絵カードが芝生広場の至るところに置かれているのを見つける「春を探そう」遊びが始まった。子どもたちはヒントのカードを手に持ち、同じ絵を見つけては笑顔で駆け回る。すべての絵カードを見つけた子どもは先生に伝えて満足そうな顔を見せていた。
木と木の間にひもを通し風船をつなげた風船遊びでは、いつもと違う風船の動きを楽しむ子、少し怖くて近くで見ている子、母親と一緒に触る子と、さまざまな反応。後半は、松井先生が「不思議なポケット」の歌に合わせて、手作りのポケットシアターを披露。ビスケットが増えるたびに子どもたちは、指をさして喜んでいた。最後に絵本「ポケットぽん」を読み聞かせ。絵本のポケットをポンポンとたたくところで一緒に参加する子もおり、皆夢中になっていた。
この日参加したは子どもはおもに0~3歳児。西区美賀多台在住の1歳の娘と参加した母親は「同世代のお友だちと遊べる機会がなかなかないので、こうやって皆と遊べるのはうれしい。先生には人見知りしないので、毎回会えるのを楽しみにしています」と話した。
幼稚園に通うため今回が最後の参加になるという天野知輝ちゃん(西区狩場台・3歳)の母親は「楽しかったです。先生にも感謝です。来れてよかった」と話した。
松井先生は「今年度は最後になりますが、来年度の4月からも引き続き『青空保育』は行いますので、どうぞご参加ください。また、園庭開放も月曜日、水曜日にありますのでご利用ください」と呼びかけた。
日程については西区区民広報誌で毎月告知している。
問い合わせ先/
西区子育て夢センターあゆみ(あゆみ幼児園内)TEL(996)1500