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須磨区・西区

多言語de読み聞かせ&防災学習

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2019年1月23日号【須磨区・西区版】掲載

12月16日(日)県立神戸生活創造センター(中央区東川崎町)で、多言語・多文化共生プロジェクトの一環として「多言語de読み聞かせ&防災学習」が開催された。主催は、第15期こころ豊かな人づくり500人委員会の多言語de音遊び&防災グループ。

まず代表の小川珠代子(みよこ)さんが、「さまざまな言語による交流を通じて想像力や創造力を養おうという青少年の育成イベントです。大人の方もぜひ楽しんでください」とあいさつ。

第1部は多言語での読み聞かせ。絵本「スイミー(レオ ・レオニ著)」を台湾出身の後藤みなみさん(兵庫県青少年育成アドバイザー)が中国語で朗読した。防災を意識して、皆で力を合わせ困難に立ち向う話を選んだという。参加者からは「教科書でも親しまれている有名な話なので中国語が分からなくても想像しながら聞けた」と感想があった。阪井園子さん(兵庫教育大学教職大学院)は「クリスマスに咲いたひまわり(ウテ ・クレーマー著)」を英語で朗読。この絵本は、日本語・ポルトガル語・ドイツ語・英語の順に4か国語で書かれている。世界にはいろいろな国があり、いろいろな言語があることに思いをはせながら聞いてみてくださいと話した。朗読の最後は昔遊びグループによる「銀河鉄道の夜」。宮沢賢治の作詞作曲の「星めぐりの歌」を歌い、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。

休憩時間には、新聞紙やごみ袋を利用した防災グッズ( スリッパ、カッパ)作りを体験した。第2部は、多言語学習活動を行うヒッポファミリークラブによる防災学習。災害が起きた際、災害弱者である海外の人の支えになるようにと同クラブ研究員の嶋村順子さんは「笑顔で声をかけ、安心してもらう」「言葉の壁を越えて、体当たりで伝える 」「自分の常識に捉われず、相手の状況や習慣などを察して行動する」ことにチャレンジしようと呼びかけた。多言語のあいさつや、数に親しもうと、インドネシア語などの歌でゲームをした。多言語クイズでは「インドで『見て! 』は何という?」「①メ②ミミ③オデコ」の三択問題など、楽しい問題が出された。(正解は③)。ジェスチャーゲームでは「電話をかけたい」などの防災メッセージを全身で伝えた。「多言語と聞くと難しそうと思ったが、今日だけでたくさんの言語に触れた。わからないことでも楽しんでできるとわかった」と、須磨区から参加の山下世紀子さんは話した。

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