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須磨区

アシックスランニング教室 神戸総合運動公園 補助競技場

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2月6日(日)、神戸総合運動公園 補助競技場にて第1回 アシックスランニング教室が開催され、事前申し込みの18人が参加した。(2/13(日)に第2回初心者クラス、2/20(日)第3回中級クラスを開催)
講師/島田佳久さん(アシックス ランニングクラブコーチ)

島田佳久さん

講師の島田さんは、日本体育協会や日本陸上競技連盟の公認コーチでもある、指導歴20年以上のべテランコーチ。2011年の神戸マラソン初回開催時よりランニング教室を担当するなど、東京を拠点に各地で走り方を指導している。この初心者クラスはランニングを始めようと考えている人、走り始めて間もない人、久しぶりに運動しようという人に向けて基礎をじっくり学びたいという「ランナーの入門講座」となる。
初めに「リラックスストレッチ」の説明があった。骨や筋肉の動きを考えながら、ストレッチがなぜ必要なのかを、初心者にも分かりやすく説明しながら行う。「腕ふり」に必要となる脇腹のストレッチや、肩甲骨を動かし腕を大きくまわして肩関節をしっかり動かす(ランニングではここが360度動く)。走るときは小さな箱に入っていることをイメージすることが大切だという。次におへそ周りのストレッチ。伸ばした両腕を前に倒し、ボールを包み込むように骨盤の位置や角度を意識しながら行う。そして足をしっかり上げるための大腰筋を伸ばしたり、脚の後ろのストレッチも続いて行う。島田さんは「使いたい筋肉は骨についているので骨の動きを考えてみて」と参加者にアドバイスしながら進めた。


リラックスストレッチの後「では、実際にゆっくり走ってみましょう!1周目はアドバイスするので、2周目は自分で考えて走ってみてください」との声かけ。寒波の影響で冷たい風が吹きつける中、ランニングがスタートした。「上半身は力を入れずにリラックスして、腕を振ってください」と、島田さんもメガホンでアドバイスしながら一緒に走った。
参加者の鎌田未来さん(兵庫区)は「以前にも島田さんのランニング教室で教わったことがあり参加した」と話した。中央区からランニング仲間と参加した50代女性は「3年前から週末には仲間とランニングを楽しんでいる。ストレッチをする基本的な理論を分かりやすく説明してもらえたのが良かった」と声を弾ませた。
走り終わった後の補強のトレーニングでは、自分の体重を乗せハーフスクワットなどを行い教室は終了。最後に島田さんから「しっかり空気を吸うために胸を張ることがポイント。胸を張れば、自然と腕も後ろに引ける。今日学んだことは、今日一日で出来るようにはならないが、時々思い出して実践してほしい」とのアドバイスがあった。東京を拠点とする島田さんだが「オンラインマラソンで皆さんにあえたらうれしい」と締めくくった。

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