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須磨区・西区

おむすび会

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2019年2月13日号【須磨区・西区版】掲載

1月19日(土)に神の谷地域福祉センター(須磨区神の谷)にて「おむすび会」が開催され、地元の小学生20人が参加した。

1995年の阪神・淡路大震災当時、不便を強いられた被災者を助けたのはボランティアによる炊き出し(おむすび)だった。その体験をきっかけに、兵庫県は飽食の暮らしを見直し米の大切さを再認識し、重要性を伝えたいと震災発生日の1月17日を「おむすびの日」と定めた。神の谷地域福祉センターではそれにちなんで、毎年地域の民生委員・婦人会・児童館が協力し合い、参加者全員でおむすびを作り、一緒に食べ震災を振り返る「おむすび会」を開催している。

兵庫県生活改善協会の村越みどりさんは、子どもたちに「今日はみんなでおむすびを作り一緒に食べましょう。そして家に帰ったらおかあさんにお手伝いしようか、と声をかけてみてください」と語りかけた。村越さんは毎年この会に参加し「震災ではみんなで協力しあって助け合った。困っている人がいたらぜひ手を差し伸べて欲しい。そのために自分が健康であることが大切」と参加者に呼びかけている。

会場では朝から4升の米が炊かれ、豚汁のいい匂いが広がる。豚肉、大根、人参、ゴボウ、サツマイモ、ちくわ、こんにゃくと具沢山。子どもたちはエプロン、三角巾を付け、班ごとに配られた炊き立てのご飯を「熱い!」と言いながらも丸・俵・三角など好きな形に握った。おむすびができると用意された6種類のふりかけをかけ、豚汁と一緒に頬張った。最後にはみかんゼリーのデザートも用意された。

浅野京士朗くん(神の谷小2年)は、昨年はインフルエンザで学級閉鎖だったため参加できず、今回は念願の参加。﨑山由佳子さん(同2年)は「おむすびは久しぶりに作った。家では洗濯物を畳んだりお手伝いをしているよ」と話した。同校4年生の三澤ひよなさんは今回は4回目の参加。「豚汁も、家のと同じくらいとても美味しい」と話した。

最後に会の準備をした地域の人たちに、子どもたちからアレンジした花とメッセージカードが手渡された。おむすび形に折られたカードには、お礼の言葉が並んだ。

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