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須磨区

コスモスのレイづくり 神戸総合運動公園コスモスの丘(須磨区緑台)

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10月9日(土)神戸総合運動公園コスモスの丘(須磨区緑台)で魅力あっぷセミナー「コスモスのレイづくり」が開かれ、38人が参加した。 (主催/公益財団法人 神戸市公園緑化協会)

ユニバー記念競技場の南斜面に広がる約4000平方メートルの広大な丘には約10万本のコスモスが咲き誇り、赤紫やピンク、白の花々が色鮮やかに彩っている。「コスモス月間」の10月はコスモスにちなんだ数多くのイベントが企画され、その一環として催された。

講師を務めたのは「HULA KAHELA(フラカヘラ)」のスタッフ7人。園内で摘み取られた色とりどりのコスモスが用意されており、参加者たちは好きなコスモスを5~6本選び、ラフィアというヤシの葉を乾燥させ細く裂いた天然繊維でコスモスを巻き付けていく。髪飾りやネックレス、ブレスレットなど作りたいものを決めて長さを調節。会場は新型コロナウイルス対策を講じ、1つのテーブルには1家族のみに設定し、スタッフがそれぞれテーブルごとに付いて丁寧に教えていた。

鈴木雄太さん、紗穂ちゃん、真麻さん

抽冬悠花ちゃん、紗央理さん

家族3人で来場した鈴木雄太さん(須磨区妙法寺)はインスタグラムを見て参加したという。紗穂ちゃん(2歳)はレイを帽子に付けてもらいにっこり。母親の真麻さんは「子どもが喜んでいたのでよかった」と話し、スタッフに教わりながらネックレスを仕上げていた。抽冬紗央理さん(西区糀台)は、「季節を感じられる親子イベントはいいですね」と満足そうに話し悠花ちゃん(3歳)は好きだというピンク色のコスモスを選び髪飾りとブレスレットに笑顔を見せた。

この日はコスモスまつりが開催され秋晴れの空の下、多くの家族連れなどで賑わいを見せた。丘上広場には折り紙やぬりえ、昔遊び、自然工作などのブースが並び子どもたちに大人気。コスモスにまつわるクイズに答えるスタンプラリーや、コスモスビンゴに挑戦して園内を散策する姿も多く見られた。「コスモスの丘市民ボランティア」によるハーブティーサービスは5種類のハーブを調合したオリジナルブレンド。飲みやすく美味しいと好評だった。ほかにはピザやたこ焼、クレープなどの飲食ブースに長い行列ができていた。同公園の橋本三智子さんは「コスモスは満開の一歩手前でしたが天気にも恵まれ、多くの方に来場いただきました。感染予防対策として会場には体温検知カメラや消毒液も設置して安全に楽しく過ごしてもらえるようにご協力をお願いしました」と語った。

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