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須磨区

ユニバースポーツクラブ グラウンドゴルフ

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〈ユニバースポーツクラブ〉
学生のオリンピックと言われるユニバーシアード神戸大会(1985年)の会場となった神戸総合運動公園(ユニバー記念競技場)のスポーツ施設を、市民が有効に利用できるようにと2002年に設立。目的や年齢に合わせて選べるクラスを設置し、本格的な設備が整った快適な環境で、子どもから大人までさまざまなスポーツを楽しめる。

左から、柳井進さん、今中一壽さん

宮地啓さん、泰子さん夫妻

市営地下鉄総合運動公園駅周辺には、ほっともっとフィールド神戸、グリーンアリーナ神戸(体育館)ユニバー競技場が徒歩圏内にあり、コスモスの丘など緑溢れる敷地が広がる。同クラブはその施設の中で、陸上競技、ソフトテニス、サッカー、バスケットボール、バドミントン、柔道、グラウンド・ゴルフの7つのクラブ活動を行っている。その内の1つ、グラウンド・ゴルフは毎週火曜日の午前中に23人のクラブ員が和気あいあいと活動している。
現在ユニバースポーツクラブの理事を務める今中一壽さん(82歳)へ「グラウンドに空きがあるので何かできないか」と相談があったのが今から6年前。当時グラウンド・ゴルフを楽しんでいた今中さんは、是非このスポーツを取り入れたいと地域や周りによびかけクラブ員を募った。すでに地域ごとに根付いていたスポーツということもあり、当初は10人ほどしか参加者が集まらなかったというが、神戸市の300チーム以上あるグラウンド・ゴルフチームに「一緒に交流大会をしませんか」と根気強く呼び掛け交流を広げた。このことが功を奏し地域をまたいで「ユニバーグラウンド・ゴルフ同好会」を作るに至り、現在その会員は260人ほどになる。
同好会ではユニバー競技場で年12回、しあわせの村(北区しあわせの村)で年40回の交流大会が行われており、毎週どこかの大会に参加できる。大会上位10人の入賞者は神戸新聞に名前が掲載されるという楽しみも。グラウンド・ゴルフは体力の差、運動の得意・不得意にかかわらず誰でも楽しめ、3ゲーム回れば約1㎞を歩くことになり、仲間と歓談しながら気軽に楽しめるスポーツ。今中さんは「高齢者が家の中にこもってしまうのは、よくない。活動場所も駅から近いので、良かったら一緒にどうですか」と笑顔で話す。
長年ゴルフを楽しんできたという宮地啓さん(学園東町・84歳)は昨年4月から参加。練習会の体験に参加し、今中さんからマンツーマンで手取り足取りプレー方法を教えてもらった。その様子を見た妻の泰子さんも1カ月後に入会し一緒にプレーを楽しんでいる。メキメキ腕を上げ、啓さんは今年の大会で優勝を果たした。宮地さんは「外で体を動かし、2時間ほどで手軽にプレーができる。ゲームなので真剣になるのも醍醐味」と魅力を語り「練習会に来ると、丁寧にプレーの方法を教えてくれる。ぜひ何か始めたい人は来てほしい。お勧めします。一緒に楽しみましょう」と話した。

●グラウンド・ゴルフ活動日/毎週火曜日午前中

●場所/総合運動公園 球技場 ★現在新規会員募集中!無料体験実施中!

TEL/078(796)2525まで

 

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