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垂水区

「手作りせっけん&缶バッジ製作」ブランチ神戸学園都市(垂水区小束山手)

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7月10日(土)・11日(日)の両日、ブランチ神戸学園都市(垂水区小束山手)にて、兵庫県立神戸商業高等学校3年生による「手作りせっけん&缶バッジ製作」のワークショップが開催され、幼児から小学生の子どもたち約100人が楽しんだ。 (主催/兵庫県立神戸商業高等学校)

石鹸担当の皆さん

缶バッジ担当の皆さん

同校商業科では3年生の課題研究という授業の中で、社会的課題の解決に向けて、学生自らが神戸市内の企業と企業をつなぎ、新しいイノベーションを生み出す「地域イノベーション講座」を展開している。手作りせっけんのワークショップはその取り組みの一環で、参加した子どもたちに神戸の企業や資源について知ってもらい身近に感じてもらうことを目的に、コロナ禍において楽しく手洗いできるようにと企画した。せっけんの原料は石鹼素地(石鹸の成分)を渋谷油脂株式会社、天然着色料を神戸化成株式会社、アロマオイルをKobe AromaCompany、乾燥ハーブを神戸布引ハーブ園から無償で提供してもらった。石鹸型は、県立兵庫工業高等学校の課題研究で地域連携に取り組む講座に依頼し、制作してもらった。

せっけん作り

せっけん作りでは参加者にひとりずつスタッフが付き丁寧に指導。ビニール袋に入った石鹼素地に水を入れて練り、紫や青、ピンクなど好みの色になるよう、黄・青・赤の天然着色料を入れる。そこに好きな香りのアロマオイルを加え、さらに練り込んだ。最後にウサギやハートなどの型を使い成形し、乾燥ハーブをのせて仕上げた。

缶バッジ作り

缶バッジ作りでは、さまざまなデザインの中から好きな模様を選び、選んだ紙に文字を書くなど思い思いの作品を仕上げた。

母親と参加した佐藤未央ちゃん(西区春日台・4歳)は「もみもみしたら色が変わって楽しかった」とはにかんだ。明石市船上町から家族4人で参加した正田はるかさんは「子どもたちに体験させたくて参加しましたが、思ったより完成度が高く驚きました」と話した。

正田さん一家

佐藤未央ちゃん

同校スタッフの藤井美海さんは「子どもたちのうれしそうな顔が見れてよかった」と話し、同じく大島史織さんは「今秋にまたワークショップを開催します。学校のホームページなどでお知らせしますので、ぜひ参加してください」と呼びかけた。 ※同校ホームページhttps://www.kobechs.ed.jp/

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