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垂水区

垂水ええとこフォトコンテスト

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垂水区の魅力をいきいきと写し出した「垂水ええとこフォトコンテスト」の応募作品が、2022年4月完成予定の新垂水体育館建設地(垂水区平磯)に野外展示されている。目の前に海や淡路島が望める垂水スポーツガーデン内で、ウォーキングや朝のラジオ体操帰りの人たちの目を楽しませている。(主催/垂水区まちづくり課)

垂水区では垂水に暮らしている人はもちろんのこと、まだよく知らない人にも垂水の良さを知ってもらい、好きになって訪れてもらおうと「垂水ええとこフォトコンテスト第2弾」を開催した。募集テーマは「風景、人物、食べ物など、垂水の魅力を感じるもの」で、昨年12月22日から今年1月31日の募集期間中にインスタグラムにより1217件の応募があり、グランプリ・準グランプリともに1点、優秀賞8点、たるみりょく賞10点が選ばれた。

第1回目のフォトコンテスト入賞作品の公開はインスタグラムでのみだったが、今回はコロナ禍でも多くの人に安心して楽しんでもらおうと、建設中の同館の仮囲いを利用して野外展示をすることにした。住民だからこそ撮影できる日常の何気ない風景やお気に入りのスポット、商店街で働く人々など、スマートフォンで気負わず撮った豊かな表情をもつ応募作品100点が最大A0の大判サイズで張り出されている。

2匹の愛犬と毎朝この場所を散歩しているという小南美幸さん(垂水区坂上)は「知っている場所や知っているお店のご主人が作品になっていて楽しい。孫はここがどこかわからなかったが、こんな撮り方もあるんだなと面白かった」と垂水駅前の作品を指さした。朝のラジオ体操帰りという白井眞佐子さん(垂水区塩屋)は「この写真は塩屋にあるお豆腐の田仲屋さん、ご主人がいい人なの。塩屋はおしゃれなカフェがたくさんあり、県外の方から注目されているみたい」と1枚の写真を通して、話に花を咲かせていた。

まちづくり課の増田琢也さんは「垂水区にはいい所がたくさんあるので、ぜひ訪れて、新たな発見をしてください」と呼びかけた。仮囲いがなくなる今年11月頃まで展示予定。

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