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須磨区

須磨区内小学校絵画展 神戸総合運動公園内グリーンアリーナ神戸コスモスギ ャラリー(須磨区緑台)

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5月20日(木)から31日(月)まで、神戸総合運動公園内グリーンアリーナ神戸コスモスギ ャラリー(須磨区緑台)で「須磨区内小学校絵画展」が開催され、各校を代表する小学生の表現力豊かな作品が一堂に並んだ。

須磨区内20校の小学2年から6年の児童が、2020年度に授業で制作した絵画作品約120点が展示された。当初は4月29日からの展示が予定されていたが、緊急事態宣言発令のため日程変更となった。

横山輔生馬(ふうま)さん(東須磨小3年)の作品は、授業の中で先生が読み聞かせをした物語「ロバのシルベスターとまほうの小石(作・絵ウィリアム・スタイグ)」の中から印象に残った場面を絵に描いた。「ロバのシルベスターが赤い小石を拾ったところを描いた。ロバのたてがみの色が難しかった」と感想を話した。色が濃くならないように濃淡の多色使いにして、さらに線ではなく、点を使って絵を描く点描(てんびょう)の技法で表現したというこだわりの詰まった作品に仕上がったと笑顔を見せた。

大谷紗彩さん

神谷凜さん

作品名「世界に一つしかない動物タワー」を描いた大谷紗彩さん(西落合小4年)はさまざまな形状のブロックを組み合わせて自由に絵を描く授業で制作した。クレヨンと絵の具を使い分け、「ブロックをタワーのように積み上げて、その中にパンダやキリンを描いて大好きな動物園を作った。風景は草むらや花のほか、ロケットや土星も描いたよ」と微笑んだ。同テーマで「カラフルなはなばたけ」を描いたのは神谷凜さん(西落合小4年)。「ブロックのいろんな形を花びらや茎にして、お花畑に蝶々やてんとう虫が飛んでいる様子を描いた」とひし形や三角、ハート型のブロックで表現。色鮮やかな作品となった。館内利用者の60歳代女性は「丁寧に描き込まれた力作ばかりですね」とじっくり鑑賞していた。

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