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垂水区

子育てしゃべり場~ココロもカラダもスッキリするDAY~

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5月16日(日)、まちづくりスポット神戸・ブランチ神戸学園都市(垂水区小束山手)で、子育て支援団体による「子育てしゃべり場~ココロもカラダもスッキリするDAY~」がオンライン開催され、子育て中の親たちが参加した。  (主催/子育てしゃべり場プロジェクト)

主催の子育てしゃべり場プロジェクト事務局(まちづくりスポット神戸)には数々の子育て支援団体が登録されており、子育て中の親を対象に悩みや相談を共有する「しゃべり場」などの講座を行なっている。今回はオンライン開催で「悩んでいるのは自分だけじゃない」と、そう思えることで家族の毎日を楽しくラクに、自分らしい育児のヒントにしてもらおうと、8団体が参加した。

そのなかのひとつ離乳食や親子ヨガなどを主宰している「かもめスタイル」では、日南麻衣さんによる「ママの気持ちが楽になる!親子の食事のお悩みについて話そう」をテーマに子育て中の母親2人が参加。管理栄養士であり、2児の母親である日南さんは「家族が4人になっていく過程で、色んなこだわりを捨てた」という自分自身の経験を通し、「ベースはしっかりした食事。手の抜き加減を決めて」と提案。「どんなお母さんになりたいですか?」と日南さんが参加者に投げかけると、「余裕のあるお母さん」「最後の最後には頼られるお母さん」と答えるなど、自身のもつ母親像について井戸端会議のように話に花を咲かせ、約45分のおしゃべりタイムはあっという間に終了した。参加者は「人と話す機会が減っているので、新鮮で楽しかった」と感想を話した。

「働く母やその家族が、身も心も幸せに活躍していける社会を作りたい」と2年前に設立された「こ・ねくすと(Co―Next)」では、共働き家族の課題に特化した情報発信や講座・イベントを行なっている。今回は主宰の西岡幸子さんが「知って安心◎小一の壁突破の知恵集め」の講座を開催した。司会進行を西岡さん、民間学童保育施設を運営する中山迅一さんと、3児の子育てをしながらメーカーで企画・マーケティング職に従事する片野菜津子さんがゲストスピーカーとして加わった。来春小学1年生となる子を持つ親3人が参加し、共働き家族にとって1つの大きな壁となる子どもの小学校入学を前に「時間・タスク・行事・交友関係」など直面する4つの壁に対してどのような状況が想定されるのか、座談会方式で話を進めた。

片野さんは第一子が小学2年生でまさに小1の壁を超えたばかり。1年間の子どもの成長ぶりや不安だったことなどリアルな体験談を話し、参加者からの「宿題の取り組み方」や「学童の種類と選び方について」の質問には中山さんが丁寧に答えた。最後に西岡さんが小1の壁4要素に効くヒントや頼れるサービスのなどを紹介し、1時間半の講座を締めくくった。

西岡さんは「小1の壁はネガティブなイメージがあるが、自分も子どもも大きく成長できるチャンス!自分たちの子育てや人生を見つめ直すいい機会と捉え、乗り越えていってもらえれば」と呼びかけた。

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