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「はっぴ~にしNIKOSHOP」西区役所(西区玉津町)

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西区内の障がい福祉サービス事業所で作製された授産商品を販売する「はっぴ~にしNIKOSHOP」が西区役所(西区玉津町)1階ロビーにて不定期で出店している。 共催/西区社会福祉協議会、KOBE WEST NET(西区自立支援協議会)

この活動は来庁者との交流を通じて、障がいについての理解や障がい者の社会参加への支援、障がい福祉サービス事業所の授産商品の販路拡大を目指し、3月末から週1回程度を目途に不定期で催されている。区内の11事業所のうち毎回1~2事業所が入れ替わりで弁当やスイーツ、小物、アクセサリーなどの授産商品を販売する。

この日はNPO法人「こぐまくらぶ森友」が、 唐揚げ弁当や焼きそば、クッキー、プリンを販売。揃いのエプロンと手作り帽子を着用して事業所職員を含め4人で店頭に立った。プリンは試行錯誤を重ね、カラメルソースを別添にした自信作。「プリンおいしいですよ~」とアピール。3月に初出店した時にプリンとクマの形に焼き上げたクッキーが即完売したため、この日は数を増やして販売。同事業所利用者の吉川瑠華さんは少し照れながら購入者に「ありがとう」とあいさつしていた。

西区ボランティアセンター登録のボランティア2人が来庁者にチラシを配りながらショップに誘導。多くの人が立ち寄り盛況を博した。こぐまくらぶ管理者の松岡由美子さんは「利用者が施設以外で販売をするのは初めての試みで、区民の方と触れ合う機会をいただきやりがいを感じています」と話した。開店と同時に来庁した池田良行さん(西区玉津町)は「近所なので毎週楽しみに来ている。頑張っているので少しでも協力できれば」と焼きそばを購入していた。同区役所職員も「お弁当を買いに来ました。あと食後のプリンも!」と笑顔で話した。西区社会福祉協議会、事業推進課長の桝一美紀さんは「区民の皆さんには気軽にショップに立ち寄ってもらい障がい者の方と交流し、障がいや事業所についての認識や理解を深めてもらいたい」と話した。

〈はっぴ~にしNIKOSHOP〉

◆午前11時~午後2時

問い合わせ/西区社会福祉協議会西区ボランティアセンター TEL(929)0047

※コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、急遽中止の場合あり。事前に問い合わせを。

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