３月17日（水）、コープ横尾（須磨区横尾）３階の組合集会所で、社会福祉法人ぶどうの枝福祉会・キアラ保育室が運営するコープサークル「きらりん☆キアラ」の子育て広場が開催された。

コープサークルは、コープこうべの組合員同士が集まり自発的に行なっている活動。「きらりん☆キアラ」は月に１回、保育士推薦のおもちゃや手作りのおもちゃで子どもと一緒に遊んだり、親同士育児の情報交換をしたり、ママ友づくりもできる子育て広場を開いている。絵本の読み聞かせ、ベビーマッサージなどのイベントも行なっている。

子育て中の親がイベントに参加しやすいように、キアラ保育室の保育士が子どもを見守ってくれる。この日は「ヨガ」が行われた。保育士の中橋夏子さんが、親たちがヨガに集中できるように、子どもたちと過ごした。ヨガの指導は木戸里奈さん。参加者はかたまった体を呼吸とともにゆるめるヨガを体験した。肩からほぐすストレッチから始め、じょじょに全身をほぐしていく。「うつ伏せになり、片足を上げるポーズは冷え性に効きますよ」「足裏を合わせて上体を倒すポーズは、骨盤の血行がよくなります」など、声をかけながら進む。ポーズとポーズの間には、寝転んで全身の力を抜いて数分リラックスする。最後に木戸さんは「今日やったことを３カ月ほど、毎日続けると頭立ちのポーズができるようになりますよ」と言って、参加者を驚かせた。

伊藤依里さん（須磨区桜の杜）は、希成（きなり・３歳）ちゃんを連れて参加。「コープの掲示板を見て参加しました。子連れで参加できてありがたい。肩から背中がよく伸びた感じがします」と話した。森美穂さん（須磨区緑が丘）は、陽大（１歳10カ月）ちゃんを連れて参加。「今日でヨガは２回目ですが、１回目はあまりに体が硬かったので、家でもストレッチをするようになった。ブリッジのポーズがきつかったけど、前回よりできたと思う。また来たいです」と話した。横尾在住の藤田弘子さんは見学で参加。「朗読のボランティアの経験を生かして、ここで何かできることがあればと考え中です。絵本の読み聞かせをしてみようかしら」と話した。