軟式少年野球チーム「美賀多台ベースボールクラブ」
西区の西神中央を拠点とする軟式少年野球チーム「美賀多台ベースボールクラブ」は主に西神中央・西神南近隣の複数の小学校児童が所属し、現在16人が活動している。
練習は美賀多台小学校グラウンド(西区美賀多台)ほかで毎週土曜・日曜・祝日の午前9時から午後5時まで(3年生以下は各児童の体力に合わせ設定)行われ、監督をはじめコーチや「お父さんコーチ(現役選手の保護者)」らが指導にあたる。
「勇気・挑戦」をスローガンに2004年に創部。内海大祐代表は「野球を通していろんなことを学んでほしい」と、あいさつをする、忘れ物をしないなどチームの約束事を決めている。「何事にも諦めず努力して、あらゆるステージで成長してほしい」と子どもたちの更なる未来を見据えて礼儀や自立心を身につけることにも力を注ぐ。試合出場の機会を増やすため、いくつかの連盟に加入しており年間20回ほど市内、明石市、姫路市まで遠征に出る。田邊裕之監督は「勝って初めて分かることもあるので勝利にはこだわるが、勝つことだけが目標ではない。結果負けても必ず得るものがある」と次に繋げる指導を心掛けている。子どもたちには先に答えを言うのではなくヒントを与えて自分で考える力を養ってほしいと願っている。
主将の安藤遼二さん(美賀多台小6年)は「みんな仲が良くて元気なチーム。6年生が中心になって声を出して盛り上げている」と上級生が率先してチームを引っ張る。多くの小学校児童が集まるので校区を超えた繋がりができるのもこのチームならでは。卒団生が顔を出し後輩たちを指導することも多い。内海代表は「街でも(卒団生が)声を掛けてくれるのがうれしい」とアットホームな雰囲気は代々引き継がれている。
4年生以上の選手は各自で「野球ノート」を付け、平日の練習メニューや試合の反省点、質問などを書き込み毎週土曜日に提出。内容は限定せずノートを続けることに重点を置く。「習慣づけが大切で勉強にも通じる」と田邊監督がコメントを記し、日曜日に返却している。
副主将の田中悠翔さん(春日台小6年)は「全員が諦めずにボールを追ったり、積極的に走塁をしている」と胸を張る。基本を大切に、取れるアウトは確実に取るように守備に力を入れて練習に励む。安藤さんは「優勝して田邊監督を胴上げしたい」と誓う。全員野球を掲げ、チーム一丸で県大会出場を目指す。
※新入部員募集中 小学6年生以下が対象で幼稚園児も可。校区・性別は問わない。体験会・見学も随時受付。
問い合わせ/松井副部長 TEL 080(3153)8673
Eメール/mbc@qx.boy.jp
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