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垂水区

垂水のいいね!人物編 かわかみ整形外科クリニック 川上洋平院長

2021年1月27日号掲載

地域の一人ひとりの健康に寄り添って

かわかみ整形外科クリニック 川上  洋平  院長

《患者さんの伴走者として》

本多聞の垂水警察署向いにある「かわかみ整形外科クリニック」。以前、木村整形外科リウマチクリニックがあった場所といえば、覚えている方もいらっしゃるのでは。院長の川上洋平先生が、医局の先輩である木村先生から事業継承し、整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科として昨年10月に新しくオープンした。木村先生も週に一度リウマチの患者さんを中心に診察を行っている。

川上院長の内診の様子

川上院長は、神戸大学医学部で整形外科を学び、関連病院に勤務、大学院卒業後はアメリカの大学で研鑽したスポーツ医学の専門医だ。帰国後は、北播磨総合医療センター、神戸大学病院、新須磨病院整形外科に勤務した。これまでの豊富な臨床経験を活かし「生れ育った神戸で、できるだけ多くの患者さんの痛みを和らげ生活の質を高めて、地域医療に貢献したい」という。また、ご自身もスポーツで活躍したことから「アスリートを応援したい」と、選手の希望や目標に合せた治療で「患者さんの伴走者として、患者さん一人ひとりに寄り添い、一緒に治していく」という姿勢を大切にしている。

落ち着いた雰囲気の待合室

《充実のリハビリ運動療法》

オープンにあたってリハビリ室を拡充、温熱療法・電気療法・超音波療法などさまざまなリハビリ機器を導入した。専任の作業療法士がマンツーマンで対応して、一人ひとりの症状に合わせた運動療法・理学療法を受けられるのが特徴だ。スポーツでの怪我や故障、加齢による腰痛、肩痛、膝痛はもちろん、出産前後の女性向けのリハビリも行なっておりママたちに好評だ。クリニックのスタッフとともに、チームみんなで治療を応援する。痛みの治療では、エコーやレントゲンなどを使い、超音波や透視下で確認しながらブロック注射を行うなど、常に安全性と正確さを保つ診療を心がけている。川上院長は、身体障害者スポーツのボランティアや大学病院での共同研究など、院外の活動にも積極的に取り組んでいるという。「患者さんの話をていねいに聞いて、一緒に治療方針を決めていきます」。整形外科的な疾患やスポーツの故障など、なんでも気軽に相談できるクリニックだ。

〈上〉理学療法士の深津氏
〈下〉機能的なリハビリテーション室

かわかみ整形外科クリニック
垂水区学が丘4-15-15
TEL:786-5688
https://kawakamiseikei.jp

 

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