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JAF交通安全イベントinプレンティ西神中央

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JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)兵庫支部による交通安全イベントが12月12日(土)、13日(日)の2日間プレンティ西神中央(西区糀台)屋外アトリウムコート特設会場で開催された。

子どもたちが交通ルールをクイズで学び、その場で写真を撮り「子ども安全免許証」を発行できる人気のイベントで、本物そっくりの子ども安全免許証が好評で長年続いている。開始当初はインスタントカメラで撮影して、手書き文字で子ども安全免許証を作っていたと話すJAFの武本泰宏さん。参加者のなかにはイベントがあるとその都度免許証を作り、子どもの成長がわかるとコレクションしている人もいるという。

緊急事態宣言が解除された昨年6月から月2回ほど各地で開催し、プレンティ西神中央では3~4年ぶりの開催となる。武本さんは「子どもの時から交通安全のことを意識してもらい、保護者の方にもその意識を高めてもらえればと思っている」と話す。

まず、子どもたちに 「今いくつですか、誕生日は言えますか」と問いかけ、その内容を担当者が入力すると、年齢に応じたクイズが画面に表示される。『道路の反対側でお友だちが呼んでいます。すぐにわたってもいい?』などのクイズに、子どもたちは保護者と一緒に「どうかな~」と考えていた。

2歳の惟斗ちゃんとその父親の花谷正秀さん(西区樫野台)は「初めて知ることもあり、勉強になった」と親子で楽しんでいた。チャレンジしたクイズは『6歳になったらチャイルドシートを使わなくていい?』で、答えは×。法律上は正解だが、シートベルトが首にかかると危険である。JAFでは身長が140㎝に達するまではチャイルドシートを使うように、年齢ではなく身長で判断してほしいと啓発を行っている。

おもちゃのポルシェの自動車に乗った2歳の男の子と一緒に近所から来たと話す父親は「SNSで知って来ました」と話し、出来上がった子ども安全免許証を受け取り、満足した様子。子どもの性別を問わず、買い物に来ていた親子連れがひっきりなしに訪れていた。また当日は、保護者や高齢者向けに「俊敏性測定体験」も行われた。自分の年齢などを入力後、光るボタンを時間内にどれくらい正確に押せるか、反応できるかによって俊敏性年齢が確認できた。

武本さんは「2歳ぐらいから小学校低学年あたりの参加者が多いですが、本物の免許証を取得する前の中高生にも参加してもらえたらうれしい。また来年もこの地域で開催したい」と楽しみながら交通安全への理解を深めていただきたいと話した。

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