編集記事

須磨区

防災啓発ポスター展 須磨パティオ1番館

記事 防災啓発ポスター展 須磨パティオ1番館のアイキャッチ画像

防災意識の向上を目的とした防災啓発ポスターの入賞作品が11月9日(月)~15日(日)まで須磨パティオ1番館センターコート(須磨区中落合)で展示された。

「その火事を防ぐあなたに金メダル」を統一標語とした「秋の火災予防運動」が11月9日(119の日)~15日まで全国各地で実施。秋から冬にかけては空気が乾燥し、火災が発生しやすい時季になるため「住宅防火いのちを守る7つのポイント」を守り、みんなで火災を防ごうと呼び掛けている。

須磨消防署では須磨区内の小・中学生を対象に、防災をテーマにしたポスター作品を募集。家族で防災について考えるきっかけとなるよう40年以上前から夏休み期間を利用して作品を募集している。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により夏休みが短縮されたが小・中学校合わせて12校から83点の応募があり、その中から41点の作品が入賞に選出された。

前田芽依さん〈作品上〉

栄福桜来さん〈作品上〉

「自分の命は自分で守ろう」の標語に「命」をピンクのハートで表現したという前田芽依さん(多井畑小4年)は「学校の授業で防災について勉強した。高いところに避難する絵と防災リュックを描いたよ」と話した。栄福桜来(さくら)さん(西須磨小1年)は一昨年の大雨により自宅裏の山で土砂崩れが発生した経験から「大雨で山崩れが起きる前にお母さんと避難する絵を描いた」と話した。須磨消防署の担当者は「子どもたちから訴えるメッセージは伝わりやすいですね。展示作品を通して防火・防災について考えるきっかけになれば」と話した。

〈住宅防火いのちを守る7つのポイント〉

【3つの習慣】

◆寝たばこは絶対やめる

◆ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する

◆ガスこんろなどのそばを離れるときは必ず火を消す

【4つの対策】

◆逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器を設置する

◆寝具、衣類およびカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する

◆火災を初期段階で消すために、住宅用消火器などを設置する

◆お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる

カテゴリー