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神戸常盤大学公開講座「芸術文化論」〜占いって何?〜

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11月9日(月)、元町で占い師として活躍中のKIALA Klalis(キアラ・クラリス)さんを講師に招き、芸術文化論「占いって何?~自分を知る~」の授業が開講され、特別聴講生として抽選で選ばれた37人が、学生とともに西洋占星術やタロットカードについて学んだ。

占いの店
「フォーチュン ルカ」在籍キアラ・クラリスさん

神戸常盤大学(神戸市長田区)では、大学の地域社会への貢献活動のひとつとして公開講座を無料で開講している。抽選になるほどの人気講座や、学生と一緒に聴講する授業もあり好評とのこと。

今回の講師、キアラ・クラリスさんは子どものころから不思議なことが好きで、宇宙人の話や霊界に行く話など、父親の本棚にあった書籍や占い雑誌本をよく読んでいた。10歳の時に自分の出生天球図(生まれた時の星の配置)の鑑定結果を見て「これは私だ!」と感じたことから、周りの人はどのような配置なのかを調べていき、その後13歳でタロットカードセットを買って友だちを占いはじめ、10代後半には占い師になっていたという。

講座では12星座を四大元素の「火・土・風・水」に分けたグループごとの性質や、相性の紹介などがあった。同じグループ同士は相性が良いなどの話から、受講者は自分や家族の星座がどのグループに入るか、知り合いなどを思い浮かべながら熱心に聴く姿が見られた。また12星座とは別に、自分が生まれた時間の月と星座の位置で決まる「月星座」があり、その人の本質や情緒、人間関係などを表すという。クラリスさんは「特に女性は月星座の影響を受けやすい。スマホでも簡単に見ることが出来るので、自分の月星座を調べてみてください」と話した。

〈三大黒カード〉左から
「悪魔」「塔」「死神」

〈右上スクリーン〉取材当日17時のホロスコープ

タロットカードの〝三大黒カード〟と言われる「悪魔」「塔」「死神」について、クラリスさんは「見た目は怖いが、タロットで世の中のすべてを表現するためには必要だと思っている」とし、実際の鑑定ではどういった局面でそのカードが出現し、どう解釈するのか実例を紹介しながらの解説があった。

一般聴講生の沢田明美さん(垂水区王居殿)は「公開講座は6、7年前から10回以上受講しています。昔はタロットが流行って自分でやったこともありました。今日は〝自分を知る〟というタイトルにひかれて申し込みました」と興味をしめした。同学保健科学部診療放射線学科1回生の片山美咲さんは「占いは好きなので、タロットにも興味がわきました。自分でもやってみたいですね」と笑顔で話した。

クラリスさんは「恋愛で彼との相性を見てほしい場合、浮気をしやすい嘘をつきやすいなどありのままの結果をお伝えしますので、一緒より一人で来た方がいいですよ!」と会場の笑いを誘い「年齢は関係なく、自分の選択でいつからでも生き方を変えることができる。人生は魂の学びの場、自分で制限を決めずにこの人生を大切に生きましょう。楽しみましょう!」と締めくくった。

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